***2011年3月11日から丸4年。この間、文学や映像、音楽などさまざまな分野が、災害や原子力をめぐる思索で満ちあふれた。とりわけ、3・11以後の時代を表現するのに、文字と画像を自由自在に横断する女性作家たちの果敢な実験は、注目に価する。片や漫画から小説へ、そしてそれらの融合体へと赴く小林エリカと、片やハイテク拡張現実(AR = Augmeted Reality)と詩の混清体をもくろむ ni_ka。見えているのに見えないもの、見えないのに見えるものを求めて飽くなき探求を続けるふたりの創作活動は、まぎれもなく21世紀文学そのものの指標になるだろう。***(イベント詳細チラシより)
女性作家委員会研究会「見えないけど見える―女性と3・11」
日時:2015年3月7日(土)15:00-17:00
会場:日本ペンクラブ3階大会議室
対象:日本ペンクラブ会員、および会員紹介者
参加費:500円(申し込み制・50名先着順)
出演:小林エリカ、 ni_ka、小谷真理、巽孝之
主催:一般社団法人日本ペンクラブ
*イベント詳細チラシ
*日本ペンクラブによる本イベント詳細
申込
日本ペンクラブ事務局(担当:高田)
tel: 03-5614-5391 / fax: 03-5695-7686
email: secretariat01●japanpen.or.jp(●を@に変換ください)
*定員に達し次第、締め切ります。お早めにお申し込みください。
【関連リンク】
- 日本ペンクラブホームページ
- 巽先生が寄稿された『いまこそ私は原発に反対します。』(平凡社)刊行中(CPA: 2012/03/31)
- 過去のCPA Recommends:2004 //日本ペンクラブ編集の反戦アンソロジー『それでも私は戦争に反対します。』に巽先生と小谷先生寄稿
- 本日発売『すばる 』2014年10月号に、巽先生と小林エリカさんによる対談「遠い時間とのつながりを見つめる」掲載!(CPA: 2014/09/06)
- 成城大学にて日本比較文学会第76回全国大会開催:二日目のシンポジウム「未来の記憶―比較文学と核時代」では巽先生が司会・講師としてご登壇されます(シンポジウムに小林エリカさんご登壇)(CPA: 2014/05/29)
- 日本ペンクラブ女性作家委員会シンポジウム「報道されない女性虐殺―今、米墨国境(マキラドーラ)地帯で起こっていること」(討論者として小林エリカさんご登壇)(CPA: 2013/11/22)
- 日本ペンクラブ女性作家委員会シンポジウム「女性と原発」会場変更のお知らせ(小林エリカさんご出演)(CPA: 2012/03/19)
- アヴァン・ポップ作家・小林エリカさんによるディキンソンの展示会開催!(CPA: 2008/07/18)
- 2001年度「幸福の逆説」(小林エリカ「爆弾娘の幸福と憂鬱—映像・コミック・小説」慶應義塾大学文学部設置総合教育科目HP)
- 2010年度「死と再生」(小林エリカ「一年前の今日と、六五年前の今日」慶應義塾大学文学部設置総合教育科目HP)
- Panic Americana #11(Storm again!(千木良悠子&小林エリカ)所収)
- Panic Americana #5(交換小説のすすめ(小林エリカ×千木良悠子)所収)
- erika kobayashi
- Panic Americana #17 (詩:都会人(ni_ka)所収)
- 2012年度「前衛と伝統 I」(ni_ka「ARt poemの誕生」慶應義塾大学文学部設置総合教育科目HP)
- Panic Americana についてはこちらもご参照ください。
【関連書籍】
日本ペンクラブ編、巽孝之、小谷真理寄稿『いまこそ私は原発に反対します。』(平凡社、2012年)
日本ペンクラブ編、巽孝之、小谷真理寄稿『それでも私は戦争に反対します。』(平凡社、2004年)
巽孝之 × 小林エリカ対談所収『すばる2014年10月号』(集英社、2014年)
小林エリカ『マダム・キュリーと朝食を』(集英社、2014年)
小林エリカ『光の子ども』(リトル・モア、2013年)
小林エリカ表紙デザイン、巽孝之著『メタフィクションの思想 (ちくま学芸文庫)』(筑摩書房、2001年)
小林エリカ表紙デザイン、巽孝之・宮坂敬造・坂上貴之・岡田光弘・坂本光編『幸福の逆説』(慶應義塾大学出版会、2005年)
ラリイ・マキャフリイ著、巽孝之・越川芳明編、小林エリカ・千木良悠子解説『アヴァン・ポップ 増補新版』(北星堂書店;増補新版、2007年)