ISBN: 9784880655574
※水曜社による本誌紹介
【目次】
巻頭言
「異常な夏からレイチェル・カーソンを想う」宮脇俊文
巻頭エッセイ
「文学は「昭和」の虚無をどう書いたか」田中優子
ロングインタビュー「あらゆる生命は連関し、終わることはない」小池真理子
『ケヤキブンガク』創刊・2号刊行記念イベント再録
ミニ・シンポジウム「豊かな物語世界の構築に向けて」
- 「物語とは何か?」宮脇俊文
- 「物語の死、およびその他の豊かな物語について」宮本陽一郎
- 「『ものがたり』の力」北川浩
- 「『豊かな物語世界の構築に向けて』へのコメント」光田剛
小説「ネイチャー・ボーイまたは考察三一」高田漣
特集「周辺を生きる」
- 「周辺の文学者として」宮脇俊文
- 「横溝正史作品から戦後日本の周辺を考える」挾本佳代
- 写真「あたらしいシブヤ」渡辺達生
- 「カーヴァーが描く周辺の人々」宮脇俊文
- 初邦訳 小説「ホワイト・アルバム」アルヴィン・ルー
吉祥寺気分 第3話 「ぐゎらん堂のこと」いしかわじゅん
吉祥寺交友録 Ⅲ(最終回)「諸国空想料理店という場所」南 椌椌
書評 小池真理子『神よ憐れみたまえ』
「昭和が甦る大河小説」田中みんね
「神の憐れむ眼差しの先に」敏伊佑季
古典文学のすすめ 第3回「消えゆくムーア人の帰還――ワシントン・アーヴィング『アルハンブラ物語』」巽孝之
エッセイ「父の戦後、僕の戦後、二〇二三年」藤丘義也
読書の楽しみ 「手のひらサイズの救世主」 小澤悠人
ウィステリア通信 ここらで村上さんの真骨頂を読者に見せてはくれませんか?
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