2020年11月21日、オンライン・科研費研究会「アメリカのネヘミヤとエズラが刻印したもの」が下記のとおり開催されます。巽先生が研究分担者として関わるメイフラワー・コンパクトの「排除/包括の理論」を探るプロジェクトの研究会です。今回は、難波雅紀先生(実践女子大学)が、「アメリカのネヘミヤ」であるジョン・ウィンスロップと、「アメリカのエズラ」たるジョン・コットンについて、彼らの目指した「丘の上の町」について、ご講演くださいます。Zoom で開催されます。ご興味お持ちの方は、ぜひご参加ください!
科学研究費・基盤研究(B): 「メイフラワー・コンパクトにおける「排除/包括の理論」と環大西洋文化の再定位」
「アメリカのネヘミヤとエズラが刻印したもの」
日時:2020年11月21日(土)17:00-19:00
日時:2020年11月21日(土)17:00-19:00
講師:難波雅紀(実践女子大学教授)
研究代表者:下河辺美知子(成蹊大学)
研究分担者:巽孝之(慶應義塾大学)・舌津智之(立教大学)
※詳細はプロジェクトウェブサイトをご覧ください
※参加無料
※参加ご希望の方は、shimom★s7.dion.ne.jp(★→@)へメールにてお申し込みください
研究分担者:巽孝之(慶應義塾大学)・舌津智之(立教大学)
※詳細はプロジェクトウェブサイトをご覧ください
※参加無料
※参加ご希望の方は、shimom★s7.dion.ne.jp(★→@)へメールにてお申し込みください
【概要】※フライヤーより抜粋
「丘の上の町」とは、表裏に「アメリカのネヘミヤ」、「アメリカのエズラ」と刻印され、鋳造されたコインのようなものである。ではいったい、ウィンスロップとコットンは、「丘の上の町」というコインをどんな材質を使って造ろうとしたのだろうか。その材質によってどんな価値をコインに刻もうとしたのだろうか。別言すれば、彼らは「丘の上の町」にどういったヴィジョンを想定し、そのヴィジョンを実現するための如何なるエートスを措定していたのかということだが、ここでは、コットンの説教「植民地への神の約束」(”God’s Promise to His Plantation”)と、ウィンスロップの演説「キリスト教との慈愛のひな型」(”A Model of Christian Charity”)との内的連接に注目し、これらについて考えてみることにする。
【関連リンク】
- 科学研究費・基盤研究(B):「メイフラワー・コンパクトにおける「排除/包括の理論」と環大西洋文化の再定位」プロジェクトウェブサイト
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- 11/30: 科研費研究会「トランスアトランティック・ゴシック――ヘンリー・ジェイムズの語り」@成蹊大学 6号館15:30-18:00(CPA: 2019/11/22)
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- 02/09: 科研費研究会・石川敬史先生ご講演「フェデラリスト政権と奴隷貿易」のお知らせ@成蹊大学16:00-18:00(CPA: 2019/01/23)
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