2020年2月19日に成蹊大学にて、科研費研究会「地上の天と頭上の天――ピューリタン起源のダブルビジョン」が下記のとおり開催されます。メイフラワー・コンパクトの「排除/包括の理論」を探るプロジェクトの第5回研究会では、佐藤光重先生(成城大学)が「本来なら見えないはずである神の国」を地上に想像したピューリタンの「二重性の問題」について、ヘンリー・ソローも取り上げながらご講演くださいます。ご興味お持ちの方は、ぜひお運びください!
科学研究費・基盤研究(B): 「メイフラワー・コンパクトにおける「排除/包括の理論」と環大西洋文化の再定位」
「地上の天と頭上の天――ピューリタン起源のダブルビジョン」
日時:2020年2月19日(水)18:30-20:30
会場:成蹊大学6号館 601B教室(アクセス/キャンパス)
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
主催:科学研究費 18H00654 基盤研究 (B)「メイフラワー・コンパクトにおける排除/包括の理論と環大西洋文化の再定位」
研究代表者:下河辺美知子(成蹊大学)
研究分担者:巽孝之(慶應義塾大学)・舌津智之(立教大学)・日比野啓(成蹊大学)
※詳細はプロジェクトウェブサイトをご覧ください
※参加無料
※会場整理のため、参加予定の方は hibino★fh.seikei.ac.jp(★→@)までご連絡ください
【概要】※フライヤーより抜粋
十七世紀に新大陸にやってきたピューリタンにとっての宿命は、故郷喪失、個人化、革命の三つであるとされている。弾圧により故郷を追われ、郷土を離れて一人の個人となり、利害関係を同じくする人らとピューリタンは契約を結ぶ。ここに近代的な個人の誕生と契約社会の発端があるとも言われる。やがて信者の共同体は、新天地を樹立するか(植民地建設)、政府を転覆するか(ピューリタン革命)の選択に迫られる。
【関連リンク】
- 科学研究費・基盤研究(B):「メイフラワー・コンパクトにおける「排除/包括の理論」と環大西洋文化の再定位」プロジェクトウェブサイト
- 11/30: 科研費研究会「トランスアトランティック・ゴシック――ヘンリー・ジェイムズの語り」@成蹊大学 6号館15:30-18:00(CPA: 2019/11/22)
- 02/24: 科研費研究会・牧野理英先生ご講演「「シマ」をめぐる日系アメリカと南部、そしてその敗北の共振――ワカコ・ヤマウチとテネシー・ウィリアムズ」のお知らせ@成蹊大学14:00-16:00(CPA: 2019/01/25)
- 02/09: 科研費研究会・石川敬史先生ご講演「フェデラリスト政権と奴隷貿易」のお知らせ@成蹊大学16:00-18:00(CPA: 2019/01/23)
- 06/27: マイケル・J・コラカチオ先生特別講演会 “Consciousness and Ascription: Emerson and the Lonely Subject” のお知らせ@慶應義塾大学 三田キャンパス 北館第二会議室 16:00–(CPA: 2018/06/05)