2019/11/22

11/30: 科研費研究会「トランスアトランティック・ゴシック――ヘンリー・ジェイムズの語り」@成蹊大学 6号館15:30-18:00

2019年11月30日に成蹊大学にて、科研費研究会「トランスアトランティック・ゴシック――ヘンリー・ジェイムズの語り」が下記のとおり開催されます。メイフラワー・コンパクトの「排除/包括の理論」を探るプロジェクトの第4回研究会では、水野尚之先生(京都大学)が「信頼できない語り手の行方――Henry James流ゴシック小説の到達点」をご講演くださいます。続いて行われるワークショップ「"The of the Screw" を読む」には、ピーター・バナードさん(ハーバード大学大学院博士課程修了)がご登壇なさいます。ご興味お持ちの方は、ぜひお運びください!


科学研究費・基盤研究(B): 「メイフラワー・コンパクトにおける「排除/包括の理論」と環大西洋文化の再定位」
「トランスアトランティック・ゴシック――ヘンリー・ジェイムズの語り」
日時:2019年11月30日(土)15:30-18:00
会場:成蹊大学6号館 601教室(アクセスキャンパス
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
主催:科学研究費 18H00654 基盤研究 (B)「メイフラワー・コンパクトにおける排除/包括の理論と環大西洋文化の再定位」
研究代表者:下河辺美知子(成蹊大学)
研究分担者:巽孝之(慶應義塾大学)・舌津智之(立教大学)・日比野啓(成蹊大学)
※詳細はプロジェクトウェブサイトをご覧ください
※参加無料
※会場整理のため、参加予定の方は hibino★fh.seikei.ac.jp(★→@)までご連絡ください

【概要】
19世紀末に書かれたHenry Jamesの中編小説“The Turn of the Screw”は、幽霊実在説や幻想説など、これまでに様々な解釈がなされてきた。小説の枠組みとなる序章と続く24章の関わり、「信頼できない語り手」の物語をどこまで信用できるのか、等々、この小説は冒頭から謎に包まれている。“The Turn of the Screw”を単体で解釈するのはもちろん王道だが、この小説以前にJamesが10作以上のゴシック短編小説を書き、この作品以後も5作以上の同系列の小説を書き続けている事実を知り、“The Turn of the Screw”をその流れの中においてみると、また違った解釈も可能になるだろう。アメリカ人作家としてヨーロッパ小説の模倣から出発し、次第に独自のゴシック小説を生み出していったJamesが、最後に到達した地平とは?

“The Turn of the Screw”は、雑誌に連載されてから単行本の最終版に至るまでに、少なくとも5回の作者による加筆を受けている。今回のワークショップでは、作者が最終版と認めたNew York Editionをテキストとして推奨し、とりわけ「序」と「第1章」に注目して作品の精読を行うが、加筆の過程を丁寧に辿れば、生涯にわたって自作の加筆を続けたJamesの、創作についてのこだわりの一端を垣間見ることができよう。(フライヤーより抜粋)

【プログラム】
15:30  開会/下河辺美知子(成蹊大学)
15:35  基調講演/水野尚之(京都大学)「信頼できない語り手の行方――Henry James流ゴシック小説の到達点」

16:05  研究発表
  • 及川英(立教大学大学院博士前期課程修了・大学院研修生)
  • 松丸彩乃(成蹊大学大学院博士後期課程)
  • 四方朱子(京都大学大学院博士後期課程
  • ピーター・バナード(ハーバード大学大学院博士後期課程修了)
17:20  研究発表講評と質疑応答

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