2016/06/09

1992年に刊行された巽先生の第一評論集『現代 SFのレトリック』(岩波書店)がこのたび復刊されました!

『現代SFのレトリック』は、1988年の『サイバーパンク・アメリカ』、1991年の『サイボーグ・フェミニズム』に続く SF書三部作完結編!このたび、岩波書店より復刊の運びとなりました。90年代の視点から、スタニスワフ・レム、サミュエル・ディレイニー、J・G・バラード、ルーシャス・シェバード、P・K・ディック、リチャード・コールダーらの作品を取り上げながら、SFが「見えないジャンル」と化す瞬間を問題視します。ご関心のある方は、この機会にまたぜひご一読ください!

※なお、1992年に初版が刊行された当時の書評をまとめました。こちらもなにとぞお見逃しなく!(ここからお読みいただけます)



『現代 SFのレトリック』
四六判、276頁
岩波書店
ブックデザイン:鈴木成一
本体 3,900円 + 税
1992年6月/2016年 5月復刊

【目次】
  • Prologue 現代 SFのレトリック
  • 1 眠れる海の美女—レムまたはソラリスを知らない『ソラリス』
  • 2 ロック・ミー・オルフェウス—ディレイニーまたは『アインシュタイン交点』
  • 3 同時多発への道はどれか?—J・G・バラードまたは『クラッシュ』以後
  • 4 ヴードゥーパンク・ベトナム—ルーシャス・シェバードまたはタナトイド小説
  • Interlogue 「サイエンス」と「フィクション」の世紀末
  • 5 トータル・アポカリプス—ディックまたはグリマング的主体の形成
  • 6 謀略のブリコラージュ—ウィリアム・ギブスンまたは電脳空間三部作
  • 7 ガイノイド宣言—リチャード・コールダーまたはナノテク・ファッション
  • Epilogue レトリックとしての変流—さもなくばスリップストリーム
  • あとがき
  • 初出一覧
  • 索引

【関連リンク】

【関連書籍】
巽孝之『現代SFのレトリック』(岩波書店、1992年)


巽孝之『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988年)


ダナ・ハラウェイ、ジェシカ・アマンダ・サーモンスン、サミュエル・ディレイニー/巽孝之、小谷真理編訳『サイボーグ・フェミニズム』(トレヴィル、1991年;増補版、水声社、2001年)


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