2021/12/12

Panic Americana 最新第 26号がウェブマガジンとして公開されました!

Panic Americana 最新第 26号がウェブマガジンとして公開されました!あわせて、巽先生の公式 YouTubeチャンネル “FULL METAL APACHERIA”には、先日開催された OBOG会のオープニングビデオ “Dr. Tatsumi goes to Mars”(下記)も公開されています!

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このたびウェブマガジンとして公開されたパニカメ第 26号は、“Maniac” 特集!慶應義塾アメリカ文学専攻の起源に迫る巽先生のエッセイ「フラッシュ・ダンス——または本塾アメリカ文学専攻の起源」および『性差事変』のとてもマニアックな裏事情を綴られる小谷先生のエッセイ「PCの発達は、マニアを作り出す。」が寄せられるほか、定番のたつこた鼎談には、巽先生の後任をお務めの佐藤光重先生がゲストとしてご参加されています。“Maniac”談義から、パニカメ初代編集長向山貴彦さんをめぐるエピソード、様々に移ろいゆくゼミの歴史、先日刊行された『脱領域・脱構築・脱半球』、あるいは、コスプレ、川中島合戦戦国絵巻、H・P・ラヴクラフト、ポーの毛髪など、縦横無尽に語り尽くします!

加えて、CPAでもご紹介した三冊の研究書の著者——『抵抗者の物語——初期アメリカの国家形成と犯罪者的無意識』の白川恵子先生、『70年代ロックとアメリカの風景——音楽で闘うということ』の長澤唯史先生、『ポストヒューマン宣言——SFの中の新しい人間』の海老原豊先生——へのインタビューを掲載!また、今年の 9月にメジャーデビューされた 6人組ダンス&ボーカルグループ WATWING のメンバーでゼミ生の八村倫太郎さんへの特別インタビューも収録されています!

ほかにも、巽ゼミ 30期 OGでパニカメ第 25号編集長の西山祥さんによる映画レビュー “Ba. Nishiyama or: How I Learned to Stop Working and Love the Film,” 今年の英米文学専攻発表会でご発表された篠碕優人さんによる誌上講義 “Lawrence as a Melvillian: Transnational Readings of Studies in Classic American Literature and Other Works,” 英語版特別エッセイとして巽先生による “Enter Panic Americana Since 1996”も公開されています。今年の編集長榮光太郎さんによる編集後記「裏パニカメ」も読みどころです。抜群にスタイリッシュなウェブマガジンとして新出発した Panic Americana。ご関心のある方は、ぜひアクセスを!(→こちらからご覧頂けます)

【関連リンク】

【関連書籍】
巽孝之監修、下河辺美知子、越智博美、後藤和彦、原田範行編著『脱領域・脱構築・脱半球——二一世紀人文学のために』(小鳥遊書房、2021年)