2021/01/26

01/30: 日本アメリカ文学会東京支部 1月例会のお知らせ(オンライン開催)

1月 30日(土)に、日本アメリカ文学会東京支部 1月例会が下記のとおりオンラインにて開催されます。

今月の研究発表は、大学院 OGの白川恵子先生(同志社大学)による「初期アメリカの奴隷反乱事件と文学的想像力——ニューヨーク植民地の事例と大衆歴史小説」です。ナット・ターナーの叛乱より約百年ほど前の植民地時代においても、共同体を揺るがす奴隷叛乱が実行あるいは計画された事実があり、そうした事件が大衆文学作品内にも刻まれている諸相に切り込み、ご考察されます(※日本アメリカ文学会東京支部 HPも併せてご確認ください)。

また、分科会・現代散文では、大学院博士課程在籍の榎本悠希さんが「トマス・ピンチョンの Vinelandにおける場所の連帯と声」をご発表されます。ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!

日本アメリカ文学会東京支部 1月例会
日程: 2021年 1月 30日(土)午後 1時半〜
※事前登録が必要です。詳しい方法はこちらの支部案内をご覧ください。

研究発表
初期アメリカの奴隷反乱事件と文学的想像力——ニューヨーク植民地の事例と大衆歴史小説
講師:白川恵子(同志社大学)
司会:稲垣伸一(実践女子大学)

分科会
近代散文
The House of the Seven Gablesの地層的読解——アメリカン・ロマンスと地下資源
田浦紘一朗(東京女子体育大学・非)

現代散文
トマス・ピンチョンの Vinelandにおける場所の連帯と声
榎本悠希(慶應義塾大学・院)

東欧詩という傍流——チェスワフ・ミウォシュ
諏訪友亮(実践女子大学)

演劇・表象
50年の忍耐を読み解く——認知症・記憶の放棄・生涯にわたる暴力の被害者にとってのアーカイブの可能性
大理奈穂子(神戸学院大学)



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