◆◆◆南方熊楠ゼミナールは、南方熊楠顕彰会と南方熊楠記念館が共催で、一般の熊楠ファンから研究者まで幅広い方々に、熊楠の研究業績や人物像に関心を持っていただく機会として隔年に 1回開催し、熊楠生誕 130周年であった 1997（平成 9）年の第 1回開催以来、今回で 15 回目 、30年の歴史を重ねます。南方熊楠記念館が開館した 1965（昭和 40）年の 60年前、そこからさらに南方熊楠顕彰館が開館した 2006（平成 18）年の約 20年前と比較しても、これまでの研究の進展、両館による展示・講演会等の事業活動等により、現在、南方熊楠像は飛躍的に鮮明になってきています。これまで両館では、熊楠を支え、交友した人物にもスポットを当て、研究者による丁寧な調査研究を行ってきました。
今回は、熊楠が私淑していた福澤諭吉と、会場となる慶應義塾大学にゆかりのある熊楠と交友のあった和歌山県出身の人物の業績や熊楠との交流などを第一線で活躍されている研究者よりご紹介いただき、当時の熊楠を取り巻く環境や人間関係の側面から、熊楠の人物像や息考へと展開し、熊楠が現在の私たちに問いかける何かを探りたいと息います。（※フライヤーより）◆◆◆
南方熊楠記念館開館 60周年記念イベント
南方熊楠顕彰館開館 20周年記念プレイベント
第 15回南方熊楠ゼミナール
日時：2025年 12月 20日（土）13:30-16:00
会場：慶應義塾大学三田キャンパス 第一校舎 2階 123教室
定員：250名（高校生以上）
参加費：無料
お問い合わせ：南方熊楠ゼミナール実行委員会事務局（南方熊楠顕彰会事務局・南方熊楠顕彰館）
TEL: 0739-26-9909／E-mail: minakata●mb.aikis.or.jp（●→@）
主催：南方熊楠ゼミナール実行委員会［（公財）南方熊楠記念館・南方熊楠顕彰会］
後援：和歌山県、田辺市、白浜町
協力：慶應義塾福澤研究センター、株式会社世界一統、慶應義塾大学出版会株式会社、株式会社勉誠社、株式会社三弥井書店
シンポジウム「南方熊楠と福沢諭吉——慶應義塾と和歌山」
講師：都倉武之（慶應義塾大学福澤研究センター教授）
巽孝之（慶應義塾ニューヨーク学院長、慶應義塾大学名誉教授）
志村真幸（慶應義塾大学准教授、南方熊楠顕彰会常任理事）
南方雅博（株式会社世界一統代表取締役社長）
トークセッション、質疑応答
司会：松居竜五（龍谷大学教授、南方熊楠顕彰館館長）
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