2014/06/12

06/21:成城大学にて日本英文学会関東支部第九回開催:メインシンポジウム「 21 世紀批評におけるレトリックの可能性―ポール・ド・マンの歴史的意義」に巽先生ご登壇:「ニクソン政権下の脱構築」

北米における脱構築批評の領袖ポール・ド・マンが亡くなって30年。近年、ド・マンの主要な著作が、紹介・翻訳され、2013年7月号の『思想』(岩波書店)では全面特集が組まれました。言語の自律性を示し、「読むこと」の倫理と取り組んだド・マンの仕事が、なぜいま脚光を浴びるのか?21世紀を迎え激動する世界と対峙し「テクスト」を読む文学研究者が、文学と現実をつなぐレトリックを吟味し、研究・教育の現場へと還元すべき時が到来しております。

6 月 21 日(土)に開催される日本英文学会関東支部第九回( 2014 年度夏季大会)、メインシンポジウム「 21 世紀批評におけるレトリックの可能性―ポール・ド・マンの歴史的意義」では、ド・マンを思想家ならぬ文学批評家として再評価しながら、脱構築の歴史的意義について、4人の講師の方々がそれぞれの視点からお話くださいます。巽先生は「ニクソン政権下の脱構築」をご報告!また、本塾英米文学専攻准教授の高橋勇先生、以前に巽先生と対談された土田知則先生(千葉大学)もご登壇されます。ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!

日本英文学会関東支部
第九回大会( 2014 年度夏季大会)
日時:2014 年 6 月 21 日(土)
開場:12:00(受付: 7 号館 1 階)
場所:成城大学7号館(〒157-8511 世田谷区成城 6-1-20 *アクセス

【プログラム】
研究発表 12:15-13:15
第一会場( 712 教室)
「コミュニケーション能力を養う文学教材の利用―音読劇( Readers Theater )で文学作品を読み進める」
発表者:浅野享三(南山大学短期大学)/司会:高橋和子(明星大学)
第二会場( 713 教室)
「Douglas Jerrold の散文作品を再考する― Street literature とヴィクトリア朝小説の交差」
発表者:中妻結(東京女子大学)/司会:田中裕介(青山学院大学) 
第三会場( 714 教室)
The Old Curiosity Shop における 4 つのネットワーク―移動興行者、金融業者、街の噂、血縁集団」
発表者:四戸慶介(青山学院大学)/司会:新井潤美(上智大学)

ワークショップ 12:15-13:30( 711 教室)
「"World Café" による教育現場での読書体験の共有」
発表者:草薙優加(群馬大学)
    深谷素子(鶴見大学)
    小林めぐみ(成蹊大学)

英米文学部門シンポジウム 13:40-15:40( 721 教室)
「ユートピア/ディストピア再考―歴史、ジェンダー、共同体」
司会・講師:秦邦生(津田塾大学)
講師:武田将明(東京大学)
   稲垣伸一(実践女子大学)
   佐久間由梨(専修大学)

英語教育部門シンポジウム 13:40-15:40( 722 教室)
「英語教育における<児童文学>の活用と実践―メディアの有効活用を中心に」
司会・講師:奥聡一郎(関東学院大学)
講師:淡路佳昌(帝京科学大学)
   下山幸成(東洋学園大学)
   フェアバンクス香織(文京学院大学)

メインシンポジウム 16:00-18:00( 732 教室)
「21世紀批評におけるレトリックの可能性―ポール・ド・マンの歴史的意義」
司会:佐久間みかよ(和洋女子大学)
講師:高橋勇(慶應義塾大学)「コールリッジにおける主体と超自然」
   下河辺美知子(成蹊大学)「地球という惑星とポール・ド・マン」
   巽孝之(慶應義塾大学)「ニクソン政権下の脱構築」
   土田知則(千葉大学)「ポール・ド・マンのルネ・ジラール批判が示唆するもの」

懇親会 18:15〜20:00
会場:7 号館地下 1階食堂
会費:一般 4000 円/学生 2000 円

【関連リンク】
日本英文学会関東支部
巽先生×土田知則先生トーク・セッション「ポール・ド・マン・ルネサンスのために」開催@東京堂ホール(CPA: 2013/01/15)
『思想』最新号/特集「ポール・ド・マン―没後30年を迎えて」に巽先生ご寄稿(CPA: 2013/06/18)
PAMLA第111回年次大会(@サン・ディエゴ)にて巽先生ご発表:"The Barren Land of Figures: Auerbach, de Man, and Mizumura"(CPA: 2013/10/16)

【巽先生によるド・マン関連英語論文】
On Disfiguration: Reading Derrida's “White Mythology”with de Man's “Epistemology of Metaphor”(CPA: 02/23/2012)
A NOTE: JACQUES DERRIDA, SIGNÉPONGE/SIGNSPONGE(CPA: 02/23/2012)
AN EPISODE IN READING WORDSWORTH, DE MAN, CHASE: BOOK V OF THE PRELUDE REVISITED (CPA: 01/22/2013)

【関連書籍】
巽孝之『ニュー・アメリカニズム』(青土社、2005年)

巽孝之『メタファーはなぜ殺される』 (松柏社、2000年)

ポール・ド・マン/土田知則訳『読むことのアレゴリー』(岩波書店、
2012年)

土田知則『ポール・ド・マン』(岩波書店、2012年)


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