
題:思想(2013年第7号 No.1071)
判型:A5
頁数:336
出版:岩波書店
刊行:2013年06月25日
定価:2000円(本体1905円+税)
*岩波書店による本書詳細
*ご購入は、各書店店頭あるいは岩波書店HPからどうぞ
【目次】
***
・思想の言葉(ショシャナ・フェルマン/訳:下河辺美知子)
***
・《座談会》ポール・ド・マン再考(土田知則・巽孝之・宮﨑裕助)
・ポール・ド・マン再読(富山太佳夫)
・盗まれた廃墟――アウエルバッハ、ド・マン、パリッシュ(巽孝之)
・傷と声――ポール・ド・マンにとって言語とは何だったのか?(下河辺美
知子)
・いつしか見知らぬ風景のなかに(水村美苗)
***
・弁解機械作動中――ルソーの「盗まれたリボン」をめぐるポール・ド・マ
ンとジャック・デリダ(宮﨑裕助)
・スフィンクスの解読――ポール・ド・マンにおける読むことと歴史(森田
團)
・熊の教え――ポール・ド・マンのクライスト読解をめぐって(竹峰義和)
・小説とは何か――カントの「おそるべき尊敬」、ド・マンの「石のような
凝視」(吉国浩哉)
・ロラン・バルトと構造主義の限界(ポール・ド・マン/訳:土田知則)
・微笑みのド・マン(今泉容子)
***
・ポール・ド・マンと「物質性」に関する二つの解釈系列(土田知則)
・読解不可能性(ヴェルナー・ハーマッハー/訳:竹峰義和、宮﨑裕助)
・「措定(Setzung)」と「翻訳(Übersetzung)」(ロドルフ・ガシェ/
訳:清水一浩)
・ド・マンは何かを隠したのか(柄谷行人)
***
・資料:第二次世界大戦時代の著作三篇(ポール・ド・マン/訳:土田
知則)
・ポール・ド・マンへのインタヴュー(ロバート・モイニハン/訳:木内
久美子)
【関連リンク】
・岩波書店
・巽先生×土田知則先生トーク・セッション「ポール・ド・マン・ルネサ
ンスのために」開催(@東京堂)開催(CPA: 01/15/2013)
・トーク・セッション「ポール・ド・マン・ルネサンスのために」図書
新聞に掲載(CPA: 03/09/2013)
【巽先生によるド・マン関連英文論文】
・On Disfiguration: Reading Derrida's “White Mythology”with de Man's
“Epistemology of Metaphor”(CPA: 02/23/2012)
・A NOTE: JACQUES DERRIDA, SIGNÉPONGE/SIGNSPONGE
(CPA: 02/23/2012)
・AN EPISODE IN READING WORDSWORTH, DE MAN, CHASE: BOO
K V OF THE PRELUDE REVISITED (CPA: 01/22/2013)
【関連書籍】
ポール・ド・マン/土田知則訳『読むことのアレゴリー』
土田知則『ポール・ド・マン』
巽孝之『ニュー・アメリカニズム』
巽孝之『メタファーはなぜ殺される』
巽孝之『E・A・ポウを読む』