2018/11/24

12/14: 藝文学会シンポジウムのお知らせ/巽先生がご登壇されます!@三田キャンパス北館ホール

12月14日(金)に慶應義塾大学三田キャンパスにて藝文学会シンポジウム「慶應義塾文學科教授・永井荷風――『三田文學』通巻八〇〇号突破を記念して――」が下記のとおり開催されます。

『三田文學』135号(2018年秋季号)では永井荷風特集が組まれました。通算800号を重ねる歴史ある節目を記念し、『三田文學』初代編集長であり、慶應義塾文學科教授であった永井荷風をめぐって、藝文学会シンポジウムが行なわれます。巽先生が司会・講師を務められ、2018年秋季号の特集にも寄稿されていた永井荷風に造型の深い講師陣をお迎えします。文芸評論家の末延芳晴氏は、シンポジウムのタイトルともなる新刊『慶應義塾文学科教授 永井荷風』(12月14日発売)を中心にお話しくださいます。さらに、新刊『折口信夫 秘恋の道』(慶應義塾大学出版)を9月に上梓された日本近代文学研究者であり、三田文学新人賞審査員をお務めになる持田叙子氏、泉鏡花『英語版 絵本 化鳥』が話題となる日本近代文学・比較文学研究家のピーター・バナード氏もご登壇されます。コメンテータは荻野アンナ先生がお務めになります。ご関心をお持ちの方は、ぜひお越しください!

慶應義塾大学藝文学会シンポジウム
「慶應義塾文學科教授・永井荷風――『三田文學』通巻八〇〇号突破を記念して――」
日時:2018年12月14日(金)15:00より(14:30 開場)
会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール(アクセスキャンパス
主催:慶應義塾大学藝文学会
共催:三田文學会・集英社
※予約不要、入場無料です。
※お問い合わせは藝文学会事務局(geibungakkai[アットマーク]yahoo.co.jp)までお寄せください。
※シンポジウム終了後 18:00より、懇親会もございます。
会場は西校舎生協食堂です。予約不要・無料ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

司会・講師:巽孝之(慶應義塾大学教授、藝文学会委員長)
講師:末延芳晴(文芸評論家)
講師:持田叙子(近代文学研究者)
講師:ピーター・バナード(ハーバード大学博士課程在籍、日本近代文学・比較文学研究家)
コメンテータ:荻野アンナ(作家、慶應義塾大学教授)

【関連書籍】
『三田文學』(特集:永井荷風と慶應義塾; 2018年秋季号)


末延芳晴『慶應義塾文学科教授 永井荷風』(集英社、2018年12月14日発売)

末延芳晴『永井荷風の見たあめりか』(中央公論社、1997年)


末延芳晴『荷風のあめりか』(平凡社、2005年)


末延芳晴『荷風とニューヨーク』(青土社、2002年)


持田叙子『折口信夫 秘恋の道』(慶應義塾大学出版会、2018年)


持田叙子『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年;第31回サントリー学芸賞=社会・風俗部門受賞)


持田叙子『永井荷風の生活革命』(岩波書店、2009年)



持田叙子『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)


泉鏡花 著/中川学 画/ピーター・バナード 訳『英語版 絵本 化鳥』(国書刊行会、2017年)


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