一日目には、本塾英米文学専攻大学院 OBの麻生享志先生(早稲田大学)がオープニングセッションの司会を務められ、同じく OGの松川祐子先生(成城大学)がシンポジウム「アジア系アメリカ文学とボーダーナラティブ」にて「イェローフェイスとホワイトウォッシング―ボストン美術館のキモノ・ウェンズデイズをめぐって」をご報告されます。二日目には、巽先生による特別講演「ケイコ・イトウ『わが上海: 1942-1946』を読む―—横浜正金銀行と日系社会」が行われます。ぜひご来聴ください!
第 26回 AALAフォーラム AALA Forum 2018
「アジア系アメリカ文学におけるボーダーナラティブ」
“Border Narratives in Asian American Literature”
日時:2018年 9月 8日(土)〜 9日(日)
会場:早稲田大学早稲田キャパス
(〒169-8050 新宿区西早稲田 1-6-1 access / campus)
共催:早稲田大学大学院国際コミュニケーション研究科
【プログラム】 ※詳細はアジア系アメリカ文学会 HPをご覧ください。
<第 1日 9月 8日(土)@ 11号館 4階第 4会議室>
総合司会:池野みさお(津田塾大学)
13:30 ~ 14:00 受付
14:00 ~ 14:15 開会の挨拶 山本秀行(AALA代表:神戸大学)
14:15 ~ 15:15 Opening Session
Moderator: Takashi Aso (Waseda University)
“Heterotopic Borderlands in Third Space−−and Oranges” Edward Chan (Waseda University)
15:30 ~ 18:30 シンポジウム「アジア系アメリカ文学とボーダーナラティブ」司会:牧野理英(日本大学)
- 「イェローフェイスとホワイトウォッシング―ボストン美術館のキモノ・ウェンズデイズをめぐって」 松川祐子(成城大学)
- 「マキシン・ホン・キングストンのボーダー・ナラティブ 『西遊記』の語り直しをめぐって」 杉山直子(日本女子大学)
- 「「ボーダー」としての有刺鉄線表象—Silko, Kogawa, Kadohataの作品を中心に(仮)」 松永京子(神戸市外国語大学)
19:00 ~ 21:00 懇親会@大隈記念タワー 15階「森の風」
司会:麻生享志(早稲田大学)
<第 2日 9月 9日(日)@ 8号館 3階 308教室>
10:00 ~ 10:30
総会司会:深井美智子(神戸女子大学 [非])
10:30 ~ 12:00 特別講演
司会:山本秀行(AALA代表:神戸大学)
「ケイコ・イトウ『わが上海: 1942-1946』を読む―—横浜正金銀行と日系社会」巽孝之(慶應義塾大学教授)
12:00 ~ 12:10 閉会の辞:小林富久子(AALA前代表:城西国際大学)
12:30 ~ 13:30 昼食会@グッドモーニングカフェ早稲田(新宿区西早稲田 1-9-12)
進行:麻生享志
【関連リンク】
- アジア系アメリカ文学会
- 03/09:藝文學會講演会「歴史家が小説を書く時——My Shanghai, 1942-1946を中心に」開催のお知らせ(講師:伊藤恵子先生(作家、歴史家)/司会:巽先生)@三田キャンパス 北館一階第二会議室 15:00-17:00(CPA: 2016/02/18)
- 2016/03/09:藝文學會講演会「歴史家が小説を書く時——My Shanghai, 1942-1946を中心に」講師:伊藤恵子先生(作家、歴史家)/司会:巽先生@三田キャンパス 北館一階第二会議室 15:00-17:00(CPA: 2016/03/11)
- 『三田文學』最新号( 2018年春季号)絶賛刊行中です!(特集:「イギリス小説の現在」、伊藤恵子氏「ごきげんよう、ケンジントン公園」収録)(CPA: 2018/05/03)
- Panic Literati #8 Keiko Itoh
【関連書籍】
Keiko Itoh, My Shanghai, 1942-1946 (Renaissance, 2015)