2013/12/05

12/13:小谷真理先生による特別講演会「テクスチュアル・ハラスメント」開催@明治大学駿河台キャンパス

12月13日(金)に明治大学駿河台キャンパスにて、小谷真理先生による特別講演会「テクスチュアル・ハラスメント」が開催されます。

本講演では、小谷先生自身が原告となり2001年に勝訴されたテクスチュアル・ハラスメント裁判を通じて得られた問題系を糸口に、アメリカの女性作家ジョアナ・ラスの批評書「女の書き物を抑圧する方法」(小谷先生による訳書『テクスチュアル・ハラスメント』原題)を参照しながら、テクスチュアル・ハラスメントの概念をご検討されます。加えて、明治末期の俳諧で起きた文学事件「沢田はぎ女事件」を題材に、ハラスメントを共有する解釈共同体の問題についてお話くださります。ご興味ご関心のある方は、この機会をお見逃し無く、ぜひご来聴くださいませ!


情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター特別講演会
「テクスチュアル・ハラスメント」
講師:小谷真理(明治大学情報コミュニケーション学部客員教授)
日時:12月13日(金)18:00~(17:40 開場)
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー16階 1166教室(交通キャンパス
参加費無料・予約不要


【関連リンク】
明治大学情報コミュニケーション学部によるイベント詳細
女性の著作権を考える会
ジェンダー SF 研究会
(2008年)名古屋大学にて小谷真理先生ご講演「テクスチュアル・ハラス
 ント―文学批評を批評する試み」(CPA: 06/21/2008)
小谷真理先生『婦人公論』ご寄稿:「テクスチュアル・ハラスメント裁判
 に勝訴するまで」(CPA: 01/01/2003)

【関連書籍】
ジョアナ・ラス著/小谷真理訳『テクスチュアル・ハラスメント』(インスクリプト、2001年)


ダナ・ハラウェイ他著/巽孝之、小谷真理訳『サイボーグ・フェミニズム』(水声社、増補版、2001年:第二回日本翻訳大賞思想部門受賞)


小谷真理著『女性状無意識(テクノガイネーシス)―女性SF論序説』(勁草書房、1994年:第一五回日本 SF 大賞受賞)