2013/03/09

フィルムアート社より刊行中の『スティーブン・スピルバーグ論』(南波克行編) に、巽先生が「スタンリー・キューブリックの遺産——『2001年宇宙の旅』が『A. I. 』になる時」を寄稿されています。

フィルムアート社より刊行中の『スティーブン・スピルバーグ論』(南波克行編) に、巽先生が「スタンリー・キューブリックの遺産——『2001年宇宙の旅』が『A. I. 』になる時」を寄稿されています。

本年度アカデミー賞を受賞(主演男優賞/美術賞)、4月19日の日本公開も迫る『リンカーン』の監督スティーブン・スピルバーグ。評判を呼んだ『激突!』(1971) から現在に至るまでの長い間、『ジョーズ』(1975) や『E. T. 』(1982) 、『ジェラシック・パーク』(1993) 、『プライベート・ライアン』(1998) や『マイノリティ・リポート』(2002) 、『カラー・パープル』(1985) や『アミスタッド』(1997) など、一つのテーマ/ジャンルに留まらない、多種多様な映画を作り上げてきました。

『スティーブン・スピルバーグ論』は、彼とその作品群をあらゆる角度から読み解くことで、の多種多様さを、繋がりのある一つの有機体として説明してくれます。子供、教育、戦争、歴史、コミュニケーション/SF、リアリズム、ファンタジー/監督ではなく製作総指揮者というあり方/などに注目した各論考、スピルバーグへのインタビューや、執筆陣によるコラム、年譜など、情報は満載です。ぜひご一読ください。

なお、東京堂書店神保町店にて、編者の南波克行氏(映画評論家)による選書フェア「スピルバーグ世界のさらなる深淵をめぐって――スピルバーグを読み解くための15冊」が開催中。こちらも合わせてどうぞ。




















書名:『スティーブン・スピルバーグ論』
編集:南波克行
出版社:フィルムアート社
形態:単行本
頁数:270ページ
発売日:2013/02/25
定価:2730円(本体2600円+税)

【目次】
序文にかえて(南波克行)
論考1:夜の暗がりの寄る辺なさとともに——スピルバーグ映画の子供たち(大久保清朗)
---COLUMN:スピルバーグとフランス人俳優(南波克行)
論考2:製作総指揮者スピルバーグ論——楕円というオブセッション(上島春彦)
---翻訳:『E.T. 』直後(1982年)のインタビュー(インタビュアー:マイケル・スラゴウ/南波克行訳)
論考3:文芸作家としてのスピルバーグ——教育のテーマが結実するまで(斎藤英治)
---COLUMN:ユダヤ記念館への援助活動(越智道雄)
---翻訳:スティーブン・スピルバーグ×ロバート・ゼメキス×ボブ・ゲイル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』製作25周年記念鼎談(南波克行訳)
論考4:スピルバーグ——「歴史の悪夢」への挑み方(越智道雄)
論考5:スピルバーグの戦争と肯定の炎(西田博至)
---COLUMN:スピルバーグ腹心のスタッフたち(南波克行)
論考6スタンリー・キューブリックの遺産——『2001年宇宙の旅』が『A.I.』になる時(巽孝之)
論考7:スピルバーグとコミュニケーション(南波克行)
---COLUMN:メイキング映像のスピルバーグ(南波克行)
論考8:二人のトム——トム・ハンクスとトム・クルーズ(南波克行)
---COLUMN:スピルバーグの政治的フィルム(南波克行)
論考9:リアルとアンリアルの間(南波克行)
後記(南波克行)
スピルバーグ年譜
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