2012/10/01

2009年度19期生:宮城献

On Belief: A Note on Cat’s Cradle and God Bless You, Mr. Rosewater


Introduction
私は、巽ゼミで 20世紀アメリカ文学を代表する作家カートヴォネガットの God Bless You, Mr. Rosewater(1965)という作品を中心に研究を重ねてきた。第二次世界大戦でドレスデンの大爆撃を体験し、さらには、ドイツ系祖先の思想的影響を受け、無神論者であり、虚無的になりがちなヴォネガットが、God Bless You, Mr. Rosewater において示した人間に対する愛、希望に着目してきた。そして今回の発表では、本作品の二年前に発表された前作品である、Cat’s Cradle (1963) との比較を行い、God Bless You, Mr. Rosewater におけるヴォネガットがいかに人間の信仰を肯定していったか、その姿勢を考察していく。


1 Nihilistic Belief: An Analysis of Cat’s Cradle 
メニュー1 では、Cat’s Cradle における宗教を分析する。結論を先取りすると宗教、それに基づく世界観は虚構であり、本質や真理が備わっていないということ、さらにヴォネガットは、人間が何かを信仰するということに対して冷ややかな視点を持っていることを明らかにしたいと思う。

Cat’s Cradle の概要は以下のようにまとめられるだろう。語り手ジョーナは、謎の宗教「ボコノン教」を信じる人々が住むプエルトリコ沖のサン・ロレンゾ島にて、『世界が終末を迎えた日』の執筆に取り掛かっている。この本は、原爆が落とされた日にアメリカの主要な人物達が何をしたかということに関するものであり、執筆のため取材をしているうちに、ジョーナは、原子爆弾の開発に協力したフェリックス・ハニカーの子供達に関わりを持ち始める。物語が進むにつれ、ジョーナは水分を凍らせてしまう「アイス・ナイン」という物質が、晩年のハニカーによって作り出され、今はその子供達が隠し持っていることを知るようになる。しかしそのアイス・ナインはサン・ロレンゾ共和国独裁者、“パパ”モンザーノの手に渡ってしまい、“パパ” モンザーノは、アイス・ナインを飲み込み、自殺を遂げると、その遺骸が海へ落ち、世界は、凍りついて終末を迎えてしまう。この作品では、架空の宗教、ボコノン教が物語の中心をなし、非常に重要な意味を持つのだ。ボコノン教には、聖典、ボコノンの書というものが存在し、作中で、随所に断片の引用という形であらわれてくる。

さて、ボコノン教の経典にはこの宗教の成り立ちを示す、以下の興味深い一節がある。
McCabe and Johnson dreamed of making San Lorenzo a Utopia.
“To this end, McCabe overhauled the economy and the laws.
  “Johnson designed a new religion.
   Castle quoted the “Calypsos” again:
 I wanted all things
 To seem to make some sense,
 So we all could be happy, yes,
 Instead of tense.
 And I made up lies
 So that they all fit nice,
And I made this sad world
A par-a-dise. (Vonnegut, Cat’s Cradle 108-09)

「新しい宗教を作った ‘Johnson designed a new religion’」と説明し、ボコノン教が作りあげられる行為を示すことにより、宗教は、本来人間によって作られたものであることが明言される。さらに、その宗教を構築する際に、「嘘をこしらえた And I made up lies」と明言することによって人間が作り上げる宗教にもともと本質や真理が備わっていないことも明らかにしてしまうのだ。

この点をいっそう深く探るには、本作品が露呈するキリスト教についての見方を検討するのが有効である。まずは以下の引用を見てみたい。

In the beginning, God created the earth, and he looked upon it in His cosmic loneliness.
And God said, “Let Us make living creatures out of mud, so the mud can see what We have done.” And God created every living creature that now moveth, and one was man. Mud as man alone could speak. God leaned close as mud as man sat up, looked around, and spoke. Man blinked. “What is the purpose of all this?” he asked politely.
“Everything must have a purpose?” asked God.
“Certainly,” said man.
“Then I leave it to you to think of one for all this,” said God. And He went away.
 (Vonnegut, Cat’s Cradle 214-15)

冗談めかした皮肉な表現から明らかなように、ここでは、キリスト教的世界観が相対化されているのだ。この箇所はボコノンの書の記述なのだが、神は、目的を持って世界を描こうとはせず人間にその行いを任せていると言う。本来キリスト教は、神の目的をもとに世界が形成されていると考えるのだから、そういった世界観に疑問が抱かれていることが読み取れる。つまり、ボコノンの書において、この世界は、神の目的で作られたのではなく、恣意的に人間が作りあげたものであり、そういった世界観に本質はないということが読み取れるのである。 

また宗教や、宗教に基づく世界観を虚構と見なす視点を、本作品タイトルが記述されている箇所から考察してみたい。

“No wonder kids grow up crazy. A cat’s cradle is nothing but a bunch of X’s between somebody’s hands, and little kids look and look at all those X’s. . .”
“And?”
No damn cat, and no damn cradle.”(Italics original) (Vonnegut, Cat’s Cradle 137)   

ここでは、本作品タイトルにもなっている猫のゆりかご、つまりあやとりについての言及がある。みなさんも御承知のように、あやとりは、紐を用いて何かしらの形を形成し、そのイメージを喚起させ、あたかもそのイメージしたものが、存在してるがごとく見せるものである。もちろん実際にそのイメージするものは、存在しない。従って猫のゆりかご、つまりあやとりで形成されたように思わせる猫が、実際にいないように、人間にいわばねつ造された宗教や、それに基づく世界観は、本質的に存在しないものであると考えられているのだ。

加えて、以下の部分は重要である。

These people around you are almost all of the survivors on San Lorenzo of the wind that followed the freezing of the sea. These people made a captive of the spurious holy man named Bokonon. They brought him here, placed him at their centre, and commanded him to tell them exactly what God Almighty was up to and what they should now do. The mountebank told them that God was surely trying to kill them, possibly because He was through with them, and that they should have the good manners to die. This, as you can see, they did. (Vonnegut, Cat’s Cradle 220)

この箇所では、ボコノンというエセ宗教者の言うことを信じ込み、死をも選んでしまう人間が描かれる。つまりここでは、これまで説明してきたように、宗教や、それに基づく世界観などが虚構であるとしても、人間はそれにすがらなければならならず、死をも選択するという、ヴォネガットの人間に対する冷ややかな視点が浮かび上がるのだ。それはもちろん人間が何かを信仰することに対してのヴォネガットのニヒリスティックな態度である。

以上のことからメニュー1をまとめると、ヴォネガットは、Cat’s Cradle の中で宗教、さらにそれに基づいた世界観を人間に作り上げられたもの虚構とみなしている。しかしそこから導き出される世界は、真理も本質もないという虚無的なものであるということが導き出される。しかしそのようなものにさえ、すがってしまい、死をも選択してしまう人間をアイロニカルに描くことは、人間が何かを信じることに対するヴォネガットの冷徹な視点として読み解けるのだ。


2 Rewriting the Bible: An Analysis of God Bless You, Mr. Rosewater
続いてメニュー 2では、God Bless You, Mr. Rosewater の冒頭とエンディングに着目し、本作品をいわば現代における聖書の書き換え物語と考察し読み解く。まずは God Bless You, Mr. Rosewater の概要を説明しよう。大富豪であるローズウォーター財団総裁エリオット・ローズウォーターが狂気にも似た博愛主義に基づき、インディアポリス、ローズウォーター郡で貧民に限りない優しさ、お金をばらまき始める。そんな中ローズウォーター財団、担当弁護士ノーマン・ムシャリが、財団の定款に役員が精神異常と判断された場合、即時除名という規定があることに気がつくのだ。そしてローズウォーター財団から莫大なお金を収奪するため、ムシャリはエリオットを精神異常とし、分家であるフレッド・ローズウォーターを財団総裁の後継者にしようとする。しかし最後にエリオットは、ローズウォーター郡の貧民を全員、自分の子供とすることによって、全財産を贈与して物語が終わる。

つぎに本作品の冒頭に注目しよう。

Dear Cousin or whomever you may be―Congratulation on your great good fortune. Have fun. It may increase your perspective to know what sorts if manipulators and custodians your unbelievable wealth has had up to now. … And Noah begat Samuel, … And Samuel begat Lister Ames Rosewater, who married Eunice Eliot Morgan. … And Eliot married Sylvia DuVrais Zetterling, … . (Vonnegut, God Bless You, Mr. Rosewater 6-12)

ここでは、主人公であるEliotの家族の系図が示される。また、次の引用は実際の聖書のとある章の冒頭だ。

The genealogy of Jesus Christ, son of David, son of Abraham. Abraham was the father of Isaac, Isaac of Jacob, Jacob of Judah and his brother, …Jacob of Joseph, the husband Mary, who gave birth to Jesus called Messiah. (Matthew 1:1-16) 

見て分かるとおり聖書の物語もイエス、キリストの系図をもとに話が始まっている。従って聖書を意識して God Bless You, Mr. Rosewater では、物語が書き始められていることが分かるのだ。

それでは、本作品のエンディングに着目しよう。ここで、エリオットはローズウォーター郡の貧民に財産を贈与する。

“Let their names be Rosewater from this moment on. And tell them that their father loves them, no matter what they may turn out to be. And tell them―” Eliot fell silent, raised his tennis racket as though it were a magic wand.
“And tell them,” he begun said again, “to be fruitful and multiply.” (Vonnegut, God Bless You, Mr. Rosewater 275)

エリオットは、子供がいないために、裁判によって財産を分家に奪われそうになるが、それに便乗しエリオットが親切を施していた、ローズウォーター郡の貧民たちが、全く血縁関係がないのにも関わらず、エリオットの子供だと騒ぐようになっていたのだ。そこで、エリオットは、自分の財産を分家から守ろうとするのではなく、ローズウォーター郡のエリオットの子供と自称している人々を養子に迎えることによって、全財産を彼らにいわば贈与したのである。そして私は、この全財産の贈与という行動が、キリスト教の主題の書き直しと考える。キリスト教的なテーマについては、ジャック・デリダが以下のように要約する。

The Christian themes can be seen to resolve around the gift as gift of death, the fathomless gift of a type of death: infinite love (the Good as goodness that infinitely forges itself), sin and salvation, repentance and sacrifice. (Derrida 49)  

ここでは、キリスト教の主題が非常にコンパクトにまとめられているが、罪と救済という視点からキリスト教的主題である、死の贈与というものを考えてみよう。非常に大雑把だが、キリスト教の物語では、エデンの園から追放されたアダムとイブの子孫である、全ての人間は生まれながら罪(原罪)を持っているが、イエス、キリストの死がこの罪を贖い、人間を罪から救うと考える。つまり、キリスト教の主題は、キリストの「死の贈与」によって人間が救われるというものだ。従ってエリオットの贈与という行為は、キリスト教の主題を反復しているのだ。つまり莫大な富を持ち、貧民に、お金、愛を与える事で自分のアイデンティティを保っていたエリオットが、全財産の贈与に伴い、自分のアイデンティティを喪失し、言わば死をも贈与するが、その贈与によって、ローズウォーター郡の貧民は、貧民でなくなり、いわば救われるのだ。

それでは、メニュー 2をまとめよう。ここでは God Bless You, Mr. Rosewater での聖書を意識した書き出し、さらには、エンディングでのキリスト教的主題の書き直しを説明した。以上のことから、God Bless You, Mr. Rosewater を聖書の物語の現代版、書き換えの物語と考察した。しかし、メニュー1でも説明したように、Cat’s Cradle で宗教を虚構と捉え、さらには、人間が信仰することに対して距離を置いたヴォネガットが、なぜ God Bless You, Mr. Rosewater で聖書の書き換えの物語を形成したのだろうか?


3 The Necessity of Belief: The Reason Why Vonnegut Recreates Religion 
メニュー 3では、先の疑問を解消するべく、実際にヴォネガットの発言を見てみたい。

I beg you to believe in the most ridiculous superstition of all: that humanity is at the center of the universe, the fulfiller or the frustrator of the grandest dreams of God Almighty.
If you can believe that, and make others believe it, then there might be hope for us.
(Vonnegut, Wampeters 163-64)

ここでは、迷信と言う事によって、宗教との距離を保つが、信じることの肯定がなされている。さらにヴォネガットは新しい宗教の必要性を説く。

I suggest that we need a new religion …“What makes me think we need a new religion? That’s easy. An effective religion allows people imagine from moment to moment what is going on and how they should behave. Christianity used to be like that. (Vonnegut, Palm Sunday 198-99)

なぜだろうか。それは、宗教は生活において行動の指針として必要なものであるが、既存の宗教、つまりキリスト教は、現在においてその働きがなされていないと考えているからだ。以上のことからヴォネガットがなぜ God Bless You, Mr. Rosewater で聖書の書き換えの物語を描いたが分かる。ヴォネガットは、宗教、つまり何かを信じるということが人間には必要であり、さらには、そういった宗教の役割をキリスト教は、果たせないがゆえに、新たな宗教、つまり新たな物語が人間には必要と考え、聖書の書き換えの物語を描いたのではないだろうか?

しかしここで興味深い事に一つ気がつく。Cat’s Cradle において信じることが相対化なされるのに対して、God Bless You, Mr. Rosewater において、ヴォネガットは信じることを肯定しさらには希望まで見いだしているのだ。それでは、なぜ希望まで見いだしたのだろうか。ヴォネガットと同時代人であり、ヴォネガットの考えを代弁しているように思われるドゥルーズの発言を見たいと思う。

The modern fact is that we no longer believe in this world. We do not even believe in the events which happen to us, love, death, as if they only half concerned us. … The link between man and the world is broken. Henceforth, this link must become an object of belief: it is the impossible which can only be restored within a faith. … We need an ethic or a faith, which makes fool laugh; it is not a need to believe in something else, but a need to believe in this world, of which fools are a part. (Deleuze 171-73) 

つまりあらゆる価値を疑い、何を信じていいのか混迷し、この世界に信頼を見いだせなくなっている現代に生きる我々は、倫理や信仰を信じることによって、世界への信頼を取り戻し、希望を見いだすことができるのだ。


Conclusion
それでは、結論に入ろう。Cat’s Cradle では、宗教やキリスト教的世界観を作られたもの、つまり虚構と捉え、さらには、そういったものにすがる人間、つまり人間が何かを信仰するという行為をヴォネガットが冷やかな視線を取っていた。これに対して God Bless You, Mr. Rosewater では、聖書の書き換え物語を描いている事から、人間には、何かを信じることが必要であるというヴォネガットの姿勢を読み解いた。そしてこの二作品の中でのこういった姿勢の変化は、あらゆる物が虚構と見なされ、虚無的になり、信じる事に疑問を抱く現代に生きる我々への一つの答えとして、ヴォネガットが読者に提示したものではないだろうか。


Glossary
✤Bokononism ボコノン教 
What is Boknonism?(ボコノン教とは?)
サン・ロレンゾ島で広く信仰されている、滑稽で“不真面目な”宗教。しかしボコノン教徒とばれてしまうと独裁者による死刑が待っている。
Bokononism teaches(ボコノン教の教え)
karass(カラース)
しばしそれと気づかずに、神の御心のために働く人々のグループ。
duprass(デュプラス)
2人だけからなるカラース。死ぬ時がほぼ同時である。
granfalloon(グランファルーン)
間違った「カラース」。本当は、ありもしないのに何らかの関係があると考えている人々のグループ。
wampeter(ワンピーター)
「カラース」の中心となるもの。
foma(フォーマ)
無害な非真実。
boko-maru(ボコマル)
ボコノン教徒にとっての至上の崇拝の行為。これは、2人の人間が裸足の足の裏を長い間物理的に重ね合わせる親密な行為である。

✤Characters
Cat’s Cradle (以下C.C)
God Bless You, Mr. Rosewater (以下G.B.Y)
☮John (Jonah) ジョン(ジョーナ)
C.Cの語り手。作中で、狂言回し的役割を果たす。キリスト教徒からボコノン教徒へと転向する。
☮Eliot Rosewater エリオット・ローズウォーター
G.B.Yの主人公であり、ローズウォーター財団総裁。大富豪であるが狂人的博愛主義に基づいて、ローズウォーター郡で貧者にお金と愛を与える。
☮Bokonon ボコノン
サン・ロレンゾ共和国の創始者の一人。またボコノン教も創設する。宗教生活にはりをつけるため、ボコノン教徒であることを禁じるようにし、ジャングルの中で生活を始める。
☮Kilgore Trout キルゴア・トラウト
ヴォネガット作品の中にたびたび登場するSF作家。キルゴア・トラウトがヴォネガット作品に登場するのはG.B.Yが始めて。著者の代弁者としての働きをすることが多い。
☮Earl McCabe アール・マッケーブ
ボコノンと一緒にサン・ロレンゾ共和国を創設した。そしてサン・ロレンゾ大統領になり、数年サン・ロレンゾを統治する。
☮ “Papa” Monzano “パパ”モンザーノ
マッケーブの召使い頭から、サン・ロレンゾ大統領になり、独裁者になる。


Bibliography
Primary Sources
  • Vonnegut, Kurt. Cat’s Cradle. 1963. New York: Delacorte, 1973.
  • ---. God Bless You, Mr. Rosewater. 1965. New York: Dial, 2006. 
  • ---. Palm Sunday. New York: Delacorte, 1981.
  • ---. Wampeters, Foma & Granfalloons. New York: Delacorte, 1974.

Secondary Sources

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  • 大澤真幸『不可能性の時代』東京:岩波書店、2008年。
  • 川上勉編『現代文学理論を学ぶ人のために』東京:世界思想社、1994年。
  • 鈴木透『実験国家アメリカの履歴書―社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡』東京:慶應義塾大学出版会、2007年。
  • 巽孝之『メタフィクションの謀略』東京:筑摩書房、1993年。


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