10月19日から21日に渡りシアトル大学にて、太平洋古代近現代語学文学協会(PAMLA: The Pacific Ancient and Modern Language Association)の第110回年次大会が開催され、2日目のパネル「島とアメリカ文化(Islands and American Culture)」にて、巽先生が発表されます。
"Islands in the Mississippi: A Planetary Reading of The Wild Palms"と題された今回の発表では、ウィリアム・フォークナーの1939年の作品『野生の棕櫚』(原題:The Wild Palms)の舞台ミシシッピ州ニューオリンズが再考され、深南部の物語としてだけでなく、アメリカ領土主義への批判的言及、惑星思考として読み直されます。
(***本大会の詳細は、後日CPA Monthlyで取り上げる予定です。どうぞお楽しみに!)
Islands and American Culture
◆日程:10月20日(土)8:30-10:00
◆場所:シアトル大学
◆司会:佐久間みかよ(和洋女子大学)
◆講師:
下河辺美知子(成蹊大学)
Monroe Doctrine and Dual Representation of America
as Island and Continent
メアリー・K・ベルコー・エドワーズ (コネティカット大学)
Dark Islands: American Encounters on the Edge of Empire
巽孝之(慶應義塾大学)
Islands in the Mississippi: A Planetary Reading of The Wild Palms
メアリー・ナイトン(ウィリアム・アンド・メアリー大学)
Guam, Un-Inc. or; How Some U.S. Islands are Made and UnMade
***パネル:Islands and American Cultureに関する詳細はこちら
***第110回年次大会のスケジュールはこちら
***PAMLAのHPはこちら