2019/06/19

06/29: 日本アメリカ文学会東京支部6月例会のお知らせ 

6月 29日(土)に慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部 6月例会が下記のとおり行われます。

シンポジウムは、19世紀アメリカ文学を「関係性」の文脈に置き再考します。藤村希先生(亜細亜大学)は「切断と接続の力学――ナサニエル・ホーソーン作品群における関係性の倫理」を、古井義昭先生(立教大学)は「ネットワーク小説としての『白鯨』――Lonely Individualism をめぐって」を、高尾直知先生(中央大学)は「オルコット『病院のスケッチ』とフラーのジェンダー論」を、三添篤郎先生(流通経済大学)は「テレパシーの系譜学――アメリカン・ルネサンスからインターネットまで」をご発表なさいます(シンポジウム要旨より)。ご関心お持ちの方は、ぜひお運びください!

日本アメリカ文学会東京支部 6月例会
日時: 2019年 6月 29日(土)13:30より
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 研究室棟A・B会議室
※詳細は日本アメリカ文学会東京支部をご覧ください

シンポジウム
〈関係性〉の詩学――アメリカン・ルネサンスを起点として
司会:貞廣真紀(明治学院大学)
講師:藤村希(亜細亜大学)・古井義昭(立教大学)・高尾直知(中央大学)・三添篤郎(流通経済大学)

分科会
近代散文
Margaret Fuller の "Leila" における理想の女性の表象
西田梨沙(大正大学・院)

現代散文
カーソン・マッカラーズにおける少女性と少年性
――The Member of the Weddingを中心に
吉岡求(東京大学・院)

"'It is Cabestan's heat in the dish.'"
――Ezra Pound の "Canto IV" における鳥の歌にみられる Swinburne の影響
岩川倫子(東京外国語大学・非)

演劇・表象
アメリカにおける Medea の受容
――日・米の比較から
大野久美(創価大学)

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