論文
- 「鏡面崩壊:七〇年代末期の筒井康隆」/『ユリイカ』特集:筒井康隆の逆襲/1988年 5月/76-85
書評・解説
- (書評)『ベティ・ブープ伝』(筒井康隆)/『マリクレール』/1988年 8月/227
- (書評)「言語表現の界面(インターフェイス)を遊ぶ」/筒井康隆『突然変異幻語対談』/『翻訳の世界』/1988年 9月/121
- (書評)「トマス・ピンチョン『スロー・ラーナー』:重力の文学」/『早稲田文学』150号/1988年 11月/70-74
- (解説)「新批評以降から新・批評史・主義へ」/『英語青年』/1988年 6月/146-47
連載・随想
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 27回: メガロポリスの黄昏:ロブとロフト」/『SFM』4月号/1988年 4月/12-13
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 4回:爆裂する小説、またはサミュエル・ディレイニー「ノヴァ」」/『SFA』4月号/1988年 4月/94-97
- 「創造の現場:サイバーパンク効果」/『本』141号/1988年 4月/21
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 28回: ウェルカム・トゥ−・ザ・フューチャー:ウィリアム・ギブスン初来日」/『SFM』5月号/1988年 5月/12-13
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 5回:愛と哀しみのミメシス:久間十義「マネーゲーム」」/『SFA』5月号/1988年 5月/92-95
- 「テクストラ・テレストリアル 1:ギブスンとしてのユーザー」/『Bug News』/1988年 5月/48-49
- 「テクストラ・テレストリアル 2 :地球外生命でもなく、テクスト的人類でもなく」/『Bug News』/1988年 5月/48-49
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 29回: ブルックリン橋を渡れば:ポーター氏と『SFクロニクル』」/『SFM』6月号/1988年 6月/12-13
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 6回:SFたちの知らない女:メアリ・シェリー「フランケンシュタイン」」/『SFA』6月号/1988年 6月/256-59
- 「Cワード・プロセッシング」/SFセミナー ’88/1988年 6月 5日
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 7回:青春期の終わり:小松左京「虚無回廊」」/『SFA』7月号/1988年 7月/108-11
- 「テクストラ・テレストリアル 3:もうひとつの、アメリカン・ドリーム」/『Bug News』/1988年 7月/48-49
- 「消尽=再回収(イグゾーション)への意志」/『マリクレール』/1988年 7月/124-27
- 「ギブスン・オーヴァードライヴ:電脳空間三部作を読む」/『へるめす』増刊号/1988年 7月/1-15
- 「サイバーグラフィティ」/『別冊宝島』79号/1988年 7月 25日/10-21
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 30回: サイバーパンク戦線:スターリングにちなんで」/『SFM』8月号/1988年 8月/12-13
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 8回:死亡したカミカゼ飛行士:J. G. バラード「大陽の帝国」」/『SFA』8月号/1988年 8月/232-35
- 「METACRITICISM たのしい SF批評 14: SFというクラス:中間報告」/『TH』30号/1988年 8月/2-3
- 「テクストラ・テレストリアル 4:回想のディコンストラクション」/『Bug News』/1988年 8月/48-49
- 「サイエンス・フィクション」/『マリクレール』/1988年 8月/124-27
- 「戦略的神林論のためのノート作りのためのステップ」/『第 K観界』1988年 8月 25日/30-32
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 31回: ディスクレイヴ ’88レポート」/『SFM』9月号/1988年 9月/12-13
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 9回:リブロダクション・ノート:大原まり子:「電視される都市」」/『SFA』9月号/1988年 9月/236-39
- 「テクストラ・テレストリアル 5:海の向こうのインターナショナル」/『Bug News』/1988年 9月
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 32回: 黄金時代よ、永遠に:デイヴィッド・ハートウェル」/『SFM』10月号/1988年 10月/14-15
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 10回:隠喩としてのチェルノブイリ:グレッグ・ベア「ブラッド・ミュージック」」/『SFA』10月号/1988年 10月/220-03
- 「テクストラ・テレストリアル 6:二重の文化と批評革命」/『Bug News』/1988年 10月/50-51
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 33回: 世紀末連続体:ラリイ・マキャフリイ」/『SFM』11月号/1988年 11月/12-13
- 「海外 SF事情」/『SFM』11月号/1988年 11月/222-29
- 「METACRITICISM たのしい SF批評 15: 切腹少女ヴィヴィ、交易船<マリ丸>」/『TH』31号/1988年 11月/22-23
- 「テクストラ・テレストリアル 7:湘南ニュー・ヒストリカル」/『Bug News』/1988年 11月/50-51
- 「世紀末翁童のための SF王道論」/And You and I/1988年 11月/31-32
- 「巽孝之のアメリカ SFグラフィティ第 34回 [最終回]: デルタの秋、グラフィティの虹:NOLACON IIレポート」/『SFM』12月号/1988年 12月/12-13
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 11回:テロルの性差学:野阿梓「凶天使」」/『SFA』11月号/1988年 11月/122-25
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 12回:カイバネティクス入門:ワトスン&ビショップ『デクストロ II接触』」/『SFA』12月号/1988年 12月/140-43
- 「テクストラ・テレストリアル 8:キム・ヒョンヒ・オーバードライヴ」/『Bug News』/1988年 12月/54-55
- 「木曜 5限は、サイエンス・フィクション」/『HORIZM』18号/1988年 12月 24日/137-40
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 13回:夢の模造、模造の夢:柾悟郎『邪視』」/『SFA』1月号/1989年 1月/216-19
- 「テクストラ・テレストリアル 9:観ることのドグラ・マグラ」/『Bug News』/1989年 1月/40-41
- (年鑑総括)「’88から’89へ:多士済々の「第 4世代」/『朝日新聞』/1989年 1月 8日
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 14回:マリア狩り:デア・フォン・ハルボウ『メトロポリス』」/『SFA』2月号/1989年 2月/234-37
- 「テクストラ・テレストリアル 10:トマス・ピンチョン症候群」/『Bug News』/1989年 2月/62-63
- 「サイバーパンク・アメリカ:「電脳」と時代を追及」/『朝日新聞』/1989年 2月 5日/17
- 「ミステリ & SF:新鋭・ベテランの短編に収穫」中井紀夫『山の上の交響楽』水見綾『食卓に愛を』梶尾真治『チョコレート・パフェ浄土』/『朝日新聞』/1989年 2月 12日/14
- 「読むことのサイエンス・フィクション第 15回:平成御前試合:清水義範「イエスタデイ」シリーズ」/『SFA』3月号/1989年 3月/234-37
- 「テクストラ・テレストリアル 11:マーク・コスタビとロボティズム」/『Bug News』/1989年 3月/72-73
- 「ミステリ& SF:スラブ SFの健在示す刊行」ストルガツキー兄弟『世界終末十億年前』/『朝日新聞』1989年 3月 12日(日)/16
対談・座談会・インタビュー
- (座談会)「若手俊英評論家座談会:そして、SFのルネサンスが始まった。」(巽孝之×永瀬唯×大場正明)/『SFA』/1988年 6月/48-61
- 「いま、サイバーパンクに何かが起こっている」/伊藤典夫、柾悟郎、永瀬唯、巽孝之/『TH』30号/1988年 8月/10-11
- (インタビュー)「サイバーパンク・カルチュアを「読む」」/『WAVE』19号/1988年 9月 15日/166-75
学会
- Panel Literature (moderator: Iwao Iwamoto; other panelists: William Gass, Kenzaburo Ohashi & Norma Field) / The International Conference on Japan and the United States: Perceptions, Misperceptions, Counterperceptions between Two Cultures / May 14, 1989 / the International House of Japan, Roppongi, Tokyo
翻訳
- 「ニューヨークから日本を眺めて」(チャールズ・プラット)/『SFA』/1988年6月/62-65
- 「ヒューマニスト宣言」(ジョン・ケッセル)/『SFM』/1988年7月/100-10
- 「サイバーファッション」(スティーヴ・ブラウン)/『SFM』/1988年7月/203-05