2018/04/01

1983

※略号: SFM=SFマガジン/SFA=SFアドベンチャー/TH=トーキングヘッズ/魔界=科学魔界


論文
  • 「危機の現代批評: アメリカ解体派について」/『慶應義塾創立 125周年記念論文集』/1983年 10月/207-24
  • 「罠かける文学: ジャック・デリダ初来日の余白に」/『Soundings Newsletter』No. 6/1983年 11月/3-4

書評・解説
  • (書評)『夢魔のふる夜』(水見稜)/『SFM』4月号/1983年 4月/187-89
  • (書評)『子供たちの午後』(R・A・ラファティ)/『Nova Quarterly』58号/1983年 4月/5-6
  • (書評)『だいじょうぶマイ・フレンド』(村上龍)/『SFM』5月号/1983年 5月/187-89
  • (書評)『七胴落とし』(神林長平)/『SFM』6月号/1983年 6月/301-03
  • (書評)『言語姦覚』(筒井康隆)/『SFM』7月号/1983年 7月/187-88
  • (書評)「私の選んだ一冊 15:  センス・オブ・ワンダーにみちた未来世界: 『あなたの魂に安らぎあれ』(神林長平)」/『ザ・カード』/1983年 7月
  • (書評)『乙女たちの地獄 I・II』(ハーマン・メルヴィル)/『SFM』8月号/1983年 8月/188-89
  • (書評)『族長の秋』(G・ガルシア=マルケス)/『SFM』9月号/1983年 9月/188-89
  • (書評)『神という機械への夢』(大宮信光)/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/51
  • (書評)『ファウスト時代』(荒巻義雄)/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/52
  • (書評)『飛行船の上のシンセサイザー弾き』(難波弘之)/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/54
  • (書評)『解放されたフランケンシュタイン』(B・W・オールディス)/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/67
  • (書評)『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ)/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/68
  • (書評)『鼠と竜のゲーム』(C・スミス)/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/72
  • (書評)『怒りの神』(P・K・ディック、R・ゼラズニィ)/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/74
  • (書評)『宇宙の果てのレストラン』(ダグラス・アダムス)/『SFM』11月号/1983年 11月/188-89
  • (書評)『マーシャン・インカ』(イアン・ワトスン)/『SFM』12月号/1983年 12月/187-88
  • (書評)『人形都市』(川又千秋)/『SFM』1月号/1984年 1月/187-89
  • (書評)『ピーナツバター作戦』(ロバート・F・ヤング)/『SFM』2月号/1984年 2月/349-51
  • (書評)『道化師と神』(中島梓)/『SFM』3月号/1984年 3月/188-90
  • (解説)「ある解体者の残像: ディック批評のために」/P・K・ディック『銀河の壺直し』(サンリオSF文庫)/1983年 5月/259-88
  • (解説)「筒井康隆全集 8巻・解説」/筒井康隆『筒井康隆全集 8巻: 心狸学・社怪学: 国境線は遠かった』(新潮社)/1983年 11月/356-72
  • (解説)「川又千秋著『夢の言葉・言葉の夢』解説」/川又千秋『夢の言葉・言葉の夢』(ハヤカワ文庫 JA)/1983年 11月/249-58
  • (月報)「差異と幻想の旅立ち:サミュエル・R・ディレイニィ『アインシュタイン交点』: 幻想文学の冒険 4」/C・ネルヴァル『東方への旅・上』月報 40(国書刊行会)/1984年 1月/7-12
  • (パンフレット)「バブリング福音書: 筒井康隆のメタシアター」/『筒井康隆大一座』パンフレット(エー・アンド・ピー)/1983年

連載・随想
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 16: ファニッシュ・ファンジンの楽しみ」/『SFA』4月号/1983年 4月/136-39
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 17: ハード SFと SF短歌と」/『SFA』5月号/1983年 5月/224-27
  • 「星群以前」/『星群』50号/1983年 5月/12
  • 「レムとメタファンタジア」/『SFセミナー 83レジュメ』/1983年 5月
  • 「宇宙塵=柴野さん」/『宇宙塵 25周年 YOITOKONプログラム』/1982年 5月;『宇宙塵』183号/1983年 6月(再録)/31-33
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 18: 批評誌がいっぱい」/『SFA』6月号/1983年 6月/358-61
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 19: DATECON訪問記」/『SFA』7月号/1983年 7月/258-61
  • 「イベント評『仙台SF事件: DATECON IV』」/『SFの本』3号/1983年 7月/132-33
  • 「TECHNOCRITICISM SF批評シンドローム 3: もっとポスト・モダンに」/『SFの本』3号/1983年 7月/176-79
  • 「特集・日本SFの新しい波: SFを使う SFを使う SF: 消尽の文学/消費の SF」/『SFの本』3号/1983年 7月/24-25
  • 「特集・日本 SFの新しい波: 笠井潔 タブーの侵犯者」/『SFの本』3号/1983年 7月/30-31
  • 「寺山修司を悼む: ある界面修辞学者の死」/『SFの本』3号/1983年 7月/65
  • 「MAIL BOX ディック特集をめぐる: 返信」/『SFの本』3号/1983年 7月/190-91
  • 「(URACON Vによせる)金沢と SF。なんとなくよいのです。」/『北陸 SFコンベンション URACON Vプログラム・ブック』/1983年 7月/8
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 20:  SFセミナー 83」/『SFA』8月号/1983年 8月/260-63
  • 「META CRITICISM たのしい SF批評 6: たのしい SF論争・のために」/『TH』9号/1983年 8月/2-3
  • 「SFおぴにおん (20): 衣装としての意匠: ベイリー『カエアンの聖衣』感想文」/『魔界』44号/1983年 8月/52-56
  • 「ファンジン・デビュー・コーナー: 推薦のことば」/『SFワールド』創刊号/1983年 8月/108-09
  • 「まんまる大原まり子」/『調停者』創刊号(大原まり子公認ファンクラブ)/1983年 8月/9
  • 「リレー・エッセイ(最近の熱中)批評、またの名を危機」/『FAST Company』/1983年 8月
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 21: SFファンしてますか」/『SFA』9月号/1983年 9月/254-57
  • 「連載 SFセミナー終: 覆された準宝石 ディレイニーとメタ SF」/『SFM』9月号/1983年 9月/210-15
  • 「活字メディア: 本格ハード SFと境界昨品に収穫の多い年だった」/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/並木陽一郎名義/22-25
  • 「COLUMN ようやく日本でも SF批評が確立しはじめている」/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/82
  • 「SFファンダムは常にダイナミックな生成を続ける」/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/32−35
  • 「大賞制定で活気づくファンジン界」/『日本 SF年鑑』1983年版/1983年 9月/42-43
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 22: 星群祭りからURACONへ」/『SFA』10月号/1983年 10月/260-63
  • 「META CRITICISM たのしい SF批評 7: SFえにっき・夏休み編」/『TH』11/1983年 10月/6-7
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評 23: ファンジンたちの響宴」/『SFA』11月号/1983年 11月/256-59
  • 「特集・摩訶不思議的イギリス SF: イギリス SF BEST10」/『SFの本』4号/1983年 11月
  • 「特集・摩訶不思議的イギリス SF: 衝突のイコノロジー: バラード『クラッシュ』を読みつむぐ」/『SFの本』4号/1983年 11月/90-94
  • 「ファンジン・デビュー・コーナー: 推薦のことば」/『SFワールド』2号/1983年 11月/116-17
  • 「SFケース・スタディ: ファンジン月評終: 感謝をこめて、みなさんへ」/『SFA』12月号/1983年 12月/254-57
  • 「META CRITICISM たのしい SF批評 8: 解体せよ、わが映像たちよ」/『TH』12号/1983年 12月/2-4
  • 「異例の大会、そしてホンモノのファンたちへ」/『みちのく SFコンヴェンションDATECON IV公式レポート・千客万来』/1983年 12月/22-23
  • 「ファンジン・デビュー・コーナー: 推薦のことば」/『SFワールド』3号/1984年 1月/116-17
  • 「『レムとメタ・ファンタジアをめぐる返信」/『WORKSBOOK』15号/1984年 1月21日/27-28
  • 「「読む」という触覚」/『TOUCH』2号(森原智子氏の個人誌)/1984年 1月/7-8
  • 「高い城の海賊——神林 SFのフィクショニズム」/『第 K観界』3号(神林同盟)/1984年 2月/30-36
  • 「日々快感: 巽孝之=大学研究室: 象牙の塔、象牙の時間」/『SFA』3月号/1984年 3月/144-45
  • 「META CRITICISM たのしい SF批評 9: マガジン・グラフィティ 60s–80s——私的 SF雑誌論」/『TH』13号/1984年 3月/2-3

対談・座談
  • 「特集・日本 SFの新しい波: 日本 SFの新しい可能性」/颯田幼、志賀隆夫、新戸雅章、巽孝之、中井紀夫/『SFの本』3号/1983年 7月/48-63
  • 「特集・荒巻義雄の内宇宙: 荒巻義雄の SF魔術に魅せられて」座談会:新戸雅章、巽孝之、星敬/『SFA』9月号/1983年 9月/52-68
  • 「83ファンジンを語る!: ファンジン内部のプロから脱して大きな飛躍を!」荒巻義雄VS眉村卓、司会・巽孝之/『SFA』2月号/1984年 2月/134-47

学会
  • (研究発表)「Poeにおける批評の哲理: ジャンルの解体/再構成」/日本英文学会第  55回全国大会/1983年 5月 14日/昭和女子大学

翻訳
  • 「スタニスワフ・レム最新インタヴュー(An Interview with Stanisfaw Lem)聞き手: レイモンド・フェイダーマン」/『魔界』44号/1983年 8月/21-33