世界文学・語圏横断ネットワーク Cross-Lingual Network
第 7回研究集会
日時:2017年 9月 24日(日)〜 25日(月)
会場:同志社大学今出川キャンパス 良心館 305教室
(アクセス/キャンパス)
【プログラム】※詳細は世界文学・語圏横断ネットワーク FBをご覧ください。
1日目( 9月 24日)@良心館 305教室
10:30〜12:00 第 1パネル【個別発表】司会:中川成美(立命館大学)
- 目野由希(国士舘大学)「1954年ロンドンにおける亡命ペン作家作品集刊行に至るまでの国際ペンクラブ・ロンドン本部と欧州史」
- 志賀俊介(首都大学東京)「インド系アメリカ人の自発的亡命――ジュンパ・ラヒリにみる英語からの脱却と作家としての権威の所在」
13:00〜15:00 第 2パネル【文学と人類学のボーダー】司会:西成彦(立命館大学)、真島一郎(東京外国語大学)
- 古矢晋一(東京農工大学)「エリアス・カネッティの「接触」理論
- 国重 裕(龍谷大学)「マルグリット・デュラスの「声」――『ラホールの副総領事』を中心に」
- ソン・へジョン(東京大学大学院)「(「音」で飛び立つ文学、その)「声」のフィールドワーク」
15:15〜17:15 第 3パネル【東欧文学から世界文学へ】司会:阿部賢一(東京大学)、コメンテーター:田中壮泰(立命館大学)
- 須藤輝彦(東京大学)「クンデラと世界文学――視差効果としての亡命」
- 島田淳子(大阪大学)「『ボヘミアは海辺にある』――リブシェ・モニーコヴァーの拡大する中欧像をめぐって」
- 簗瀬さやか(大阪大学)「ハンガリー文学におけるトランシルヴァニア出身のハンガリー人作家の活躍」
17:30〜 懇親会
2日目( 9月 25日)@良心館 305教室
10:00〜12:00 第 4パネル【文学首都とその分身】司会:柳原孝敦(東京大学)、コメンテーター:澤田 直(立教大学)
- 渡辺惟央(東京大学大学院)「フランス第二の文学首都アルジェ:パリとの文芸交流と『アルジェリア仏語文学』の形成」
- 福島 亮(東京大学大学院)「イヴァン・ゴルとエメ・セゼール――1943年のニューヨークにおけるフランス語による出版と戦時文学場」
- 長塚織人(東京大学大学院)「非領域的言語の小さな王子――ユダヤスペイン語版『星の王子さま』からみる、さほど惑星的でない言語ポリティクス」
12:15〜13:15 発起人・運営会議(発起人のみ)
13:30〜15:30 第 5パネル【脱=植民地化の文学――敗戦/解放後の日本とコリアを事例として】司会・コメンテーター:西成彦
- 廣瀬陽一(大阪府立大学大学院)「金達寿の新聞記者体験――その文学的形象化をめぐって」
- 原 佑介(立命館大学)「旧「皇国臣民」たちは戦後/解放後どのように出会うか――李恢成『証人のいない光景』を中心に」
- 姜信和(名古屋大学)「尹東柱と植民地の日常――詩世界と解放(分断)後の評価との差異をめぐって」
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