■■■ SF文学の祖、冒険旅行作家として知られるジュール・ヴェルヌですが、今日、そうしたレッテルにとらわれないヴェルヌの読みが問われています。ヴェルヌ研究の第一人者フォルカー・デース氏を招き、諸作家の専門家とともにヴェルヌの大衆性と文学性について、また、21世紀のヴェルヌを読むことの意義を考えます。(※フライヤーより)■■■
ジュール・ヴェルヌ再発見−−作家と大衆作家
A la redécouverte de Jules Verne - gloire littéraire et succès publics -
日時: 2017年 10月 22日(日)10:00-17:30
会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎シンポジウムスペース
(アクセス/キャンパス)
主催:日本ジュール・ヴェルヌ研究会
後援:慶應義塾大学教養研究センター
お問い合わせ:日本ジュール・ヴェルヌ研究会
※入場自由、無料
※発表は日本語。デース氏については和訳原稿を配布予定
【プログラム】
10:00 三枝大修(成城大学)「ヴェルヌとロートレアモン」
10:40 荒原邦博(名城大学)「ヴェルヌとマルセル・プルースト」
11:20 新島進(慶應義塾大学)「ヴェルヌとレーモン・ルーセル」
13:20 石橋正孝(立教大学)「ヴェルヌとコナン・ドイル」
14:00 島村洋二(日本ジュール・ヴェルヌ研究会)「ヴェルヌとスタニスワフ・レム」
14:40 フォルカー・デース「ヴェルヌとE・T・A・ホフマン」
15:20 識名章喜(慶應義塾大学)「ヴェルヌとクルト・ラスヴィッツ」
16:00 巽孝之(慶應義塾大学)「ヴェルヌとエドガー・アラン・ポー」
※発表タイトルはすべて仮です。
16:50 座談「今、ヴェルヌを読むことの意味」デースほか【講師紹介】※フライヤーより
フォルカー・デース Volker Dehs: 1964年、ブレーメン生まれ。ゲッティンゲン在住。ゲッティンゲン大学、ナント大学で文学・美術史・哲学を学ぶ。ジュール・ヴェルヌ協会会報編集長、ジュール・ヴェルヌ国際センター会員。著書に『ジュール・ヴェルヌ伝』石橋正孝訳(水声社)、『ヴェルヌ研究書誌ガイド』(未訳)ほか。
【関連リンク】
- 日本ジュール・ヴェルヌ研究会
- 日本ジュール・ヴェルヌ研究会の会誌『Excelsior!』第10号が刊行!巽先生による特別寄稿「アウーダのために―『八十日間世界一周』の文学思想史序説」が掲載されています!(CPA: 2016/03/27)