2017/03/17

03/25:日本アメリカ文学会東京支部 3月例会のお知らせ

3月 25日(土)に、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部 3月例会が下記のとおり開催されます。

今回のは、梶原照子先生(明治大学)による研究発表「モダニティと身体性の再創造−− Whitman, Chopin, James の新しい文学の探求 」が行われます。

本研究発表は、ホイットマンの文学革新の根底に、モダニティにおいて言語を通して身体性を再創造せんとする衝動があった、という見解を起点としながら、ケイト・ショパンとヘンリー・ジェイムズが取り上げられます。ホイットマンが示した現象を、現代詩の系譜だけでなく、現代小説の発展とりわけ世紀転換期の萌芽的なモダニズム小説との共振を探ることを通じ、最終的にはモダニティの身体的な文学表現を三者三様に探求していることが検討されます(※詳細は日本アメリカ文学会東京支部 HPをご覧ください)。

ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!

日本アメリカ文学会東京支部 3月例会
日時: 2017年 3月 25日(土)午後 1時半より
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 研究室棟 A・B会議室
アクセス キャンパス

研究発表
モダニティと身体性の再創造−− Whitman, Chopin, James の新しい文学の探求
講師:梶原照子(明治大学)
司会:舌津智之(立教大学)

分科会
近代散文
「自然」の不自然な本性−− “Benito Cereno” における奴隷制のロジック
伊藤祐太(東京大学・院)

現代散文
アン・ペトリ『ストリート』における自然主義への介入
木原健次(東京工業大学・非)

Yoko Ono の Grapefruit を再び味わう
矢口裕子(新潟国際情報大学)

演劇・表象
In the Heights から Hamilton へ−− Lin-Manuel Miranda の業績
小池久恵(いわき明星大学)



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