『プログレッシヴ・ロックの哲学』が 2002年に刊行されてから 14年。今回の増補決定版は、元の 2倍以上のボリュームになっております。ご関心のある方は、なにとぞお見逃しなく!
『プログレッシヴ・ロックの哲学 増補決定版』
著:巽孝之
カバー:ロジャー・ディーン
四六 / 240p / 河出書房新社
2016年 4月 28日(刊行予定)
2,700円(本体 2,500円)
※河出書房新社による詳細
【目次】
第一部 プログレッシヴ・ロックの哲学
第一章 キング・クリムゾン、または奇跡の恐竜
第二章 逆説の怪物─ひとつの理論体系
第三章 パトリック・モラーツ、またはプログレッシヴ・ロックの標準
第四章 エマーソン・レイク&パーマー、またはコンセプチュアル・アート
第五章 イエス、またはロマンティック・ファンタジア
第二部 ロック文学の起源 プログレ SF論序説
第一章 幻想音楽
第二章 キメラの楽典
第三章 佐藤春夫、または風流廃園譚のために
第四章 高野史緖、またはサイボーグ・ミュージックの交響楽
第五章 サージェント・ペパーズ神話体系─ビートルズ論
第三部 ロック漫画の詩学
第一章 あしたのアロン─水野英子論
第二章 ロック・トリオの戦略─青池保子論
第三章 あのアメリカン・パイをもう一度─萩尾望都論
第四章 戦慄の少女─クイーン論
第四部 ロック批評の方法 幻惑の向こう側
第一章 紫の魂─ディープ・パープル論
第二章 永劫の旅人─デヴィッド・ボウイ論
第三章 晩年の人類─マイケル・ジャクソン論
第四章 ガラクタを金に変える錬金術─レッド・ツェッペリン論(対談:斎藤環 VS巽孝之)
エピローグ 1 『プログレッシヴ・ロックの哲学』初版後記
エピローグ 2 プログレッシヴ・ファンクの哲学
【関連リンク】
- 巽先生入魂のプログレ本『プログレッシヴ・ロックの哲学』発売 (CPA: 2002)
- Book Reviews『プログレッシヴ・ロックの哲学』(CPA: Library: Book Reviews)
- 日本ポップカルチャー研究誌『メカデミア』の国際会議 桜SGMS: Mechademia Conference on Asian Popular Cultures (3/18-20) にて、巽先生と小谷先生がご登壇!巽先生 “Rock'n'Roll Manga : Hideko MIZUNO and Her Sisters” / 小谷先生“A Study of Moto HAGIO: Decoding The Heart of Thomas, A Visitor, and By the Lake”@青山学院大学 青山キャンパス 16:30-18:00(CPA: 2016/03/18)