2014/03/15

03/22:日本アメリカ文学会東京支部3月例会

3月22日(土)に、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部 3月例会が行われます。

今回の東京支部3月例会では、井上健先生(日本大学)による研究発表「占領期日本におけるアメリカ文学―雑誌メディアと翻訳を中心に」が行われます。比較文学、翻訳研究、出版史などの視点から、戦後占領期の日本において、厳しい検閲のもと、昭和モダニズム期から日米開戦までの日米文学・文化交流の諸相がどのように反復されたのか、あるいはされなかったのか、そして、占領期の終わりから冷戦期にかけての翻訳文学、外国文学受容のあり方が、この時期にどのように準備されていたのかが検討されます。

ぜひご来聴ください!

日本アメリカ文学会東京支部 3月例会
日時:3月22日(土)午後1時半より
場所慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A・B会議室
(*地図はこちら

研究発表 
「占領期日本におけるアメリカ文学―雑誌メディアと翻訳を中心に」 講師:井上健(日本大学)
司会:上西哲雄(東京工業大学)
分科会
近代散文
「作られた他者― William Gilmore SimmsのGuy Rivers: A Tale of Georgiaにおける『犯罪者』 」
石山愛梨(青山学院大学・院)
現代散文 
「ラルフ・エリスンの『見えない人間』再読」
横溝仁(中央大学・院)

詩 
「“You write a strange speech”―Louis Zukofskyの“A”を分かちもとうとする一試み」
来馬哲平(早稲田大学・院)
演劇・表象 
「空と大地の詩学 ―オニールの『奇妙な幕間狂言』 」
大森裕二(拓殖大学)

【関連書籍】
井上健編 『翻訳文学の視界―近現代日本文化の変容と翻訳』 (思文閣出版、2012年)



【関連リンク】
日本アメリカ文学会東京支部