2014/01/20

01/25:日本アメリカ文学会東京支部1月例会

1月25日(土)に、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部 1月例会が行われます。


今回の東京支部1月例会では、外岡尚美先生(青山学院大学)による研究発表「グロテスクなアート―Ron Atheyと苦痛のパフォーマンス」 が行われます。1990年代に急増した「ボディ・アート」とも呼ばれるジャンルの中でも、特にパフォーマーが自らの身体を傷付ける “extreme performance” について、Ron Athey (1961-)のパフォーマンスを中心にお話しくださります。時代背景としてのAIDS危機、サブカルチャーとしての在り方、そして観る者に対して喚起する感情、といった観点から、苦痛のパフォーマンスが観る者や、過去と現在との間に取り結ぶ関係についてが検討されます。

ぜひご来聴ください!


日本アメリカ文学会東京支部 1月例会
日時:1月25日(土)午後1時半より
場所慶應義塾大学三田キャンパス南校舎6階463番教室
(*地図はこちら

研究発表 
「グロテスクなアート―Ron Atheyと苦痛のパフォーマンス」
講師:外岡尚美(青山学院大学)
司会:小澤英実(東京学芸大学)

分科会
近代散文 
「語り手とバートルビーの相互侵犯 ―“Bartleby, the Scrivener”における“life”」
大武佑(成蹊大学・院)

現代散文 
The Great Gatsbyにおける表象される都市空間―遊歩者ニックの眼差しと空間への感情について」
渡邉俊(早稲田大学・院)
詩 
「堕落としての隠喩 ―ウォレス・スティーヴンズのメタファーについて」
笠原一郎(東京理科大学・非)
演劇・表象 
「19世紀転換期アメリカのLittle Egypt表象と検閲について 」
宗形賢二(日本大学)



【関連書籍】

一ノ瀬和夫、外岡尚美著 『境界を越えるアメリカ演劇―オールタナティヴな演劇の理解』
(ミネルヴァ書房、2001年)





【関連リンク】
日本アメリカ文学会東京支部