今週発売の図書新聞(第3129号2013年10月05日)にて、巽先生×金原先生による対談「いつの時代も、多くの若者がヴォネガットの人生観に共感してきた」が掲載されています!
本対談は、2013年07月12日に三省堂神保町本店にて開催された、チャールズ・J・シールズ著『人生なんて、そんなものさ―カート・ヴォネガットの生涯』翻訳刊行記念トークショーを再録したもの。1960年代に『タイタンの妖女 』や『猫のゆりかご』をリアルタイムで経験された巽先生と本書翻訳を担当された一人の金原先生。タイトルの "And so it goes" や、第二章のタイトル "one of the biggest fools on the hill"をめぐる翻訳のお話から、女性・お酒・コンプレックスのお話、あるいはユニテリアン主義、ドイツ系移民といったヴォネガットの知られざる背景に迫るお話まで、本対談でしか読めない話題が満載。ヴォネガット・ファン必見の内容です。現代においてなお読者の胸を打ち続ける作家ヴォネガット。07月のトークショーを見逃した方も、ぜひこの機会にご一読ください!
【関連リンク】
・図書新聞
・巽先生×金原瑞人先生トークショー 「カー ト・ヴォネガットと翻訳の世
界」開催(@三省堂神保町本店)(CPA: 06/20/2013)
・ジュンク堂池袋本店にて『カート・ヴォネガット』刊行記念トークショー
開催(CPA 11/18/2012)
・巽先生/YOUCHAN/増田まもるさんによる『カート・ヴォネガット 』刊
行記念トークショー(CPA: 01/07/2013)
・巽ゼミ大学院OG永野文香さんのヴォネガット論収録:作家研究シリーズ
Kurt Vonnegut(ハロルド・ブルーム編)刊行(CPA: 03/08/2009)
【関連書籍】
チャールズ・J・シールズ著/金原瑞人・桑原洋子・野沢佳翻訳『人生なんて、そんなものさ―カート・ヴォネガットの生涯』
(柏書房、2013年)
巽孝之監修・伊藤優子編・増田まもる著『カート・ヴォネガット (現代作家ガイド)』
(彩流社、2012年)
カート・ヴォネガット著/浅倉久志訳『タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF)』
カート・ヴォネガット著/伊藤 典夫訳『猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)』
Kurt Vonnegut (Bloom's Modern Critical Views) (New York: Infobase, 2009)