2013/09/29

巽先生が編集委員を務める、アメリカ研究ウェブ雑誌 The Journal of Transnational American Studies の最新号が刊行!

国境を越えたアメリカ文化の学際的研究の拡大を目指すアメリカ研究ウェブ雑誌 The Journal of Transnational American StudiesJTAS。巽先生が編集委員を務める本誌の最新号(Volume 5, Issue 1, 2013)が刊行され、こちらからご覧いただけます。


本誌(JTAS)の趣旨は、アメリカ研究が持つ多元的でグローバルな可能性を掘り起こし、斬新で革新的な学術研究を模索するというもの。トランスナショナルなアメリカ研究について、文化的会話が交わされる場を可能な限り広く提供するため、インターネットへアクセスできる方なら、どなたでも無料で参加可能。文学や音楽、歴史、政治など、幅広い分野にわたる盛りだくさんな内容になっています!

創刊から五年目に突入し、七号目となった本号は、アメリカ学会(American Studies Association)の2012年度年次大会に基づく"Special Forum: American Studies: Caribbean Edition" が見所!いみじくもプエルトリコで開催された本大会は、カリブ諸島の役割を探求し、両者を地理的に区分しアメリカを中心に据える視点を再考します。他にも、黒人と韓国系を扱った論文や、ハイチを訪れた三人(ゾラ・ニール・ハーストン、キャサリン・ダンハム、ラングストン・ヒューズ)を比較分析した論文など、読みどころは満載。なお、トランスナショナルな主題に関する話題の最新研究書の序文をそろえた"Forward Section"と、過去の重要文献を収録した "Reprise Section" は今回も充実。後者では、ハーストンの二つのエッセイと、ジェイムズ・ボールドウィンへのインタビューが掲載されています。ご興味のある方はぜひご一読ください!

Previous Issues
Volume 1, Issue 1, 2009:巽先生が編集長を務めている英文号 Maik Twain Studies 第2号(日本マーク・トウェイン協会)の "The War-Prayer" 特集の再録、大学院巽ゼミOBの辻秀雄さん(首都大学東京)、有光道生さんのご論文収録。(*巽ゼミOBOG業績はこちら

Volume 2, Issue 1, 2010:W・E・B・デュボイスの未発表論考 "The Afro-American" 、JTASの編集顧問であり、2009年に逝去されたエモリー・エリオット氏の "Terror, Aesthetics, and the Humanities in the Public Sphere" を収録。

Volume 3, Issue 1, 2011:2009年ワシントンD.C.で開催されたアメリカ学会(American Studies Association)での、国家の枠を越えた市民権とコスモポリタニズムという新たな見解をテーマにしたシンポジウム Redefinitions of Citizenship and Revisions of Cosmopolitanism: Transnational Perspectives に基づく論文が掲載。

Volume 3, Issue 2, 2011:フィッシャー・フィシュキン氏(スタンフォード大学)が提唱する "DEEP MAPS" に関する論文とそれを巡る討論が収録。

Volume 4, Issue 1, 2012:ジャック・デリダ、エドワード・サイードに遡る、"CONCURRENCY"(同時発生)に注目し、ネイティヴ・アメリカンとアジア系アメリカンに焦点をあてた2つの特集を収録。

Volume 4, Issue 2, 2012:スペシャルフォーラム "Revolutions and Heterotopias" にて、「革命 revolution」とミシェル・フーコーの「混在郷 heterotopia」を再定義する試みがなされます。


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