2011/11/24

大和田俊之先生共著『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング)、絶賛発売中

今月、ご自身初となる単著『アメリカ音楽史―ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社、2011年)で第33回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞された、大学院巽ゼミOBの大和田俊之先生(慶應義塾大学法学部准教授)による共著『文化系のためのヒップホップ入門』が、先月、アルテスパブリッシングより刊行されました。70年代終わりに誕生したヒップホップの誕生から現在までや、ヒップホップの楽しい聴き方を、対談形式で伝授する画期的な入門書です。
来月12月18日(日)には、本書刊行を記念して、JR立川駅北口のオリオン書房ノルテ店ラウンジにて、著者である大和田先生と長谷川町蔵氏に加え、『bmr』編集長の丸屋九兵衛氏を迎えて開催されるトークイベントが予定されておりますので、ご興味のある方はこちらから詳細をご確認ください。

4903951472

『文化系のためのヒップホップ入門』
長谷川町蔵、大和田俊之著
四六判・並製・280頁
定価:本体1800円(税別)
発売:2011年10月7日
発行:アルテスパブリッシング
※書籍詳細は、こちらからご覧いただけます。

目次
ヒップホップの壁を越えて introduction
第1部 ヒップホップの誕生
  ブロック・パーティ期/オールドスクール期
第2部 イーストコースト
  第2世代の登場/サンプリングによるトラック作り/ラップは何を言っているのか?/パブリック・エネミーとネイティヴ・タン
第3部 ウェストコースト
  ギャングスタ・ラップ登場/ギャングスタ・ラップのサウンド/西海岸のアンダーグラウンド・シーン
第4部 ヒップホップと女性
第5部 ヒップホップ、南へ
  ヒップホップ・ソウル/ティンバランドのサウンド革命/南部の時代
第6部 ヒップホップとロック
第7部 ヒップホップの楽しみ方
・CDガイド100
オールドスクール~エレクトロ期/イーストコースト/ウェストサイド/ヒップホップ・ソウル~サウス/ヒップホップの現在/
・コラム
シグニファイング―“もの騙る猿”について/アフロ=フューチャリズム/アフロ=アジア的想像力/ビーフの歴史/サンプリングと著作権/ライム(押韻)と詩の伝統
・関連情報(書評/イヴェントほか)
文化系のためのヒップホップ入門