2009/05/30

巽先生が最終章を寄稿した『アメリカン・テロル―内なる敵と恐怖の連鎖』が彩流社より来月刊行!

来月6月、下河辺美知子先生(成蹊大学教授)編著『アメリカン・テロル―内なる敵と恐怖の連鎖』彩流社より刊行されます。下河辺先生は、1989年に刊行された巽先生との共著『文学する若きアメリカ―ポウ、ホーソン、メルヴィル 』(南雲堂)がありますが、今回巽先生は『アメリカン・テロル―内なる敵と恐怖の連鎖』において、今年4月に急逝したイギリスSF作家J・ G・バラードやアメリカSF作家キム・スタンリー・ロビンスン、マイクル・クライトンを並べて論じた最終章を寄稿しています。
21世紀に求められる「知」の本質とは何か?―現代アメリカ文化への洞察をもとに恐怖の連鎖について、巽先生をはじめとする多才な先生方の12の論点がここに!!



『アメリカン・テロル―内なる敵と恐怖の連鎖』
四六判/320ページ/上製
定価:2500+税

※書籍詳細は、こちらから。

目 次
恐怖の中で/恐怖を超えて思索すること―序にかえて 下河辺 美知子

第1部 歴史にひそむ恐怖
一 シンパシーと恐怖―チャールズ・ブロックデン・ブラウン『エドガー・ハントリー』論 庄司 宏子
二 失われた歴史のテロル―ディートリッヒ・ニッカーボッカーのニューヨーク探索 若林 麻希子
三 部屋の中の男―トン・デリーロの『リブラ』におけるテロリストの肖像 都甲 幸治 

第2部 戦争と恐怖
四 『目覚め』のテロル―ケイト・ショパンと二つの戦争 舌津 智之 
五 恐怖の古層―戦争物語と極私性 新田 啓子 

第3部 恐怖の数々はジャンルに宿る
六 「死」を生かすための写真術―『七破風の屋敷』における再現・表象 小宮山 真美子 
七 ハリウッド・ゴシック―九三〇年代のホラー映画に見る恐怖の構造 大和田 俊之 
八 Is Oklahoma! OK?―『オクラホマ!』における生 政 治のメカニズム 日比野 啓 

第4部 共同体の中で恐怖について語ること
九 テロリストである可能性への恐怖―「内包」と全体主義の密やかな関係 下河辺 美知子 
十 Games People Play―『八月の光』におけるジョーと南部の権力ゲーム 源中 由記 
十一 内なる報復者―極右・パラノイア・反政府主義 権田 建二 
十二 語るのは誰か?―エコ・テロリズムの物語学 巽 孝之


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