2008/09/16

10/11-12: 巽先生、日本アメリカ文学会全国大会のシンポジウムに出演!

10月11日(土)と12日(日)の二日間にわたって、日本アメリカ文学会第47回全国大会が西南学院大学にて開催されます。そして12日(日)のシンポジウムには、巽先生が出演されます!


今回のシンポジウムのテーマは、「惑星思考のアメリカ文学」。
「惑星思考」つまり“Planetarity(プラネタリティ)”とは、ポストコロニアル批評の代表的な存在であるガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァクが『ある学問の死Death of a Discipline(2003)で提唱した概念のこと。これはポストコロニアルな観点が、惑星としての地球のあり方を模索する深い想像力と融合する中で生成されつつある思考の枠組なのです。
世界の中心としての「アメリカ」が揺らぎ始め、それに伴ってアメリカ文学と文学研究の変動が始まっている昨今。国家の枠を越え、惑星の多様な地点・視点や歴史を絡ませながらアメリカ文学を読もうとするとき、これまでとは異なる斬新なアメリカ文学像が浮かび上がり、新たな文学研究の枠組みの可能性が見えてくるのではないだろうか。

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この「惑星思考」という概念に焦点を当てて論じるのが、巽先生を含む豪華な4人の司会者&パネリスト陣!
司会・パネリストを担当される、日本アメリカ文学会の九州支部長である山里勝己氏(琉球大学)は、琉球大学の副学長を務められたことがあり、またネイチャーライティング学会のASLE会長も歴任されています。その他には、ポストモダン文学研究の新鋭である渡邉真理子氏(西九州大学)や、以前から巽先生と親交があり、対談もされた劇作家の坂手洋二氏がいらっしゃいます。(巽先生と坂手氏の対談は、こちらからご覧になれます。)そして巽先生は、「半球思考のグローバル文学」について語ります!


また11日(土)の個人研究発表では、2名の大学院巽ゼミOBが登場。波戸岡景太さんによるピンチョン論(「アメリカン・ラッダイトと西部表象―Against the Dayを中心に後期Pynchon文学を読む」)と、辻秀雄さんによるヘミングウェイ論(「ハーレムにも日は昇る―Wallace ThurmanのInfants of the Spring におけるブラック・ハードボイルド」)が予定されています。




日本アメリカ文学会第47回全国大会
日時:2008年10月11日(土)、12日(日)
場所:西南学院大学
住所:〒814-8511 福岡市早良区西新6-2-92
電話番号:092-823-4111


第二日目のシンポジウム
日時:午後1時30分~4時30分
場所: 2号館2階 Ⅱ-201教室
題目:Ⅰ.惑星思考のアメリカ文学
司会・講師:山里勝己(琉球大学)
講師:渡邉真理子(西九州大学)
講師:巽孝之(慶應義塾大学)
講師:坂手洋二(劇作家)




※日本アメリカ文学会第47回全国大会に関する詳細は、こちらから。


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