2008/10/09

巽先生司会による、「大統領選とアメリカ文化」の座談会が三田評論最新号にて掲載!

三田評論の10月号の特集は、大統領選とアメリカ文化
この最新号では、今年7月に行われた巽先生司会による座談会の模様が収録されています。
「アメリカの夢と神話のゆくえ」と題し、巽先生と3人のパネリストがアメリカ大統領選から見えてくるアメリカの姿を、文化論や文明論として語ります。


パネリストは、巽先生と親交の深い豪華な顔ぶれ!
塾員であり、ヴェトナム戦争の文化表象をめぐる著作をもつ生井英考氏(共立女子大学教授)は、ヴェトナム戦争や2006年に刊行された著書『空の帝国 アメリカの20世紀(興亡の世界史)』(講談社)と絡めて論じています。
また、フォークナー研究と日本の女性文学の研究を専攻しているメアリ・ナイトン氏(東京大学准教授)は、慶應義塾大学大学院の英米文学の授業を担当されているとともに、2006年にサウスイースト・ミズーリ州立大学で開催された「フォークナー&トウェイン会議」(Faulkner and Twain Conference)に巽先生と一緒に参加されました。
そして、文化人類学、文化政策論を専門とし、著書『アフター・アメリカ―ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>』(慶應義塾大学出版会、2004年)では数々の賞に輝いた渡辺靖氏(慶應義塾大学教授)は、慶應義塾大学SFCで教鞭をとっており、今回の予備選挙ではコミュニティ研究を精力的な取材をもとに行われました。


バラク・オバマ、ブッシュ政権、イラク戦争、歴代のアメリカ大統領などなど・・・。
アメリカ大統領選と現在のアメリカ社会の状況について、4人の先生方の熱い討議が繰り広げられています!


また今回の特集には、慶応義塾大学英米文学専攻で教えていただいている2名の先生方も寄稿されています!
奥田暁代先生は「ローズヴェルトのアメリカ―南部と黒人と大統領」というテーマで、村上由見子先生は「ハリウッド映画とアメリカ大統領―ゲス・フーズ・カミング」と題して、それぞれの視点からアメリカの大統領について論じています。



11月を目前に控え、ますますホットな話題となっているアメリカ大統領選。
大統領を中心とした今回のアメリカ研究特集号!ぜひ、手にとってみてください!!


※三田評論最新号の詳細は、こちらから。