9月21日(日)に、東京大学駒場キャンパスにて、日本ポー学会第1回年次大会が開催されます。この大会のなかで行われる、ミステリ作家笠井潔氏による特別講演の司会を巽先生が担当されます。特別講演のテーマは、ずばり「ポォが発見した群衆」!
さまざまなジャンルの作品を創作したエドガー・アラン・ポーですが、なんといっても「推理小説の父」として有名なポー。彼は名探偵オーギュスト・デュパンを主役に、「モルグ街の殺人」(1841年)、「マリー・ロジェの謎」(1842年)、「盗まれた手紙」(1845年)といった三部作を執筆しました。
今回講演を行う笠井氏は、これらのポーが創造した名探偵オーギュスト・デュパン・シリーズの第四作を独自に構想し、長篇小説『群衆の悪魔』を1996年に発表したのです!名探偵オーギュスト・デュパン・シリーズ好きな方は、必聴です!
日本ポー学会第1回年次大会
特別講演
講師:笠井潔
演題:「ポォが発見した群衆」
司会:巽孝之(慶應義塾大学)
日時:2008年9月21日(日) 13:30~14:30
会場:東京大学駒場キャンパス18号館ホール
住所:〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
電話:03-5454-6311(井上健研究室)
※日本ポー学会第1回年次大会の詳細は、こちらからご覧ください。