1992年度
松村澄子 Margret Mitchell GONE WITH THE WINDの南部帝国の女性像
倉本登志子 エドガー・アラン・ポウの宇宙神話——世界の想像と崩壊について『ユリイカ』を中心に
1999年度
丸川薫 アダルトチルドレン作家 スティーブン・キング
2000年度
磯野洋子 Auster作品に見るghostsと神秘主義
匿名希望 避難の文学 ジャック・ケルアック研究
2001年度
岩田美由紀 “I am Judy”—Daddy-Long-Legsにおける“Progress”の行方
西田嘉夫 ホーソーン文学——『緋文字』中における聖書的展開
藤井治美 Human Melville: The Adventure and Pilgrim
2002年度
石井眞智子 バートルビーまたは取り憑いて復讐する夢
植田和枝 “Age of Revolution”におけるソローの生き方
2003年度
佃屋祐子 Ann Beattie, 燃える家の残骸
中村亜希 紅葉する『ウォールデン』——ソローと環境文学批判
2004年度
安部聖子 The Great Gatsby における greatnessの検証
桜井智子 Raymond Chandlerにみる”noblesse oblige”の概念——騎士道・モダニズム・ハードボイルド
2005年度
古藤真弓 The Marble Faunにおける循環する時間
伊東えり子 “Mule”は喋ることができるか?――Of Mice and Men とTheir Eyes Were Watching Godの時代
2006年度
鶴谷美樹 “Pearl”とはなにか?Nathaniel HawthorneとJohn Steinbeckの比較研究
小澤由美 虚飾・理想・真実——ホーソーンの墓石に関する一考察
土江千嘉子 「見えない神」を持つと持たぬと——英米形而上詩の伝統
2007年度
栗原弘美 『七破風の屋敷』におけるアメリカン・ドリーム
谷口節子 パール・バック: 娘キャロラインが開いた世界
三瓶由喜子 消費社会のナルシスたち Sister Carrieに見る自己形成欲と自己の虚構化
2009年度
グジェビックトキタ奈津子 A Biblical Approach to Mark Twain
2010年度
大熊篤子 Jazz as Metaphor: An Interpretation of Toni Morrison’s Novels
西川公子 アメリカ文学における老女の肖像——老年文学の変容
2011年度
村高砂由美 ポール・オースター『ムーンパレス』——「偶然」の物語にみるアメリカ性について
2012年度
亀山博之 近代西洋世界における東洋思想の存在と意義——超絶主義作家としてのジョージ・ハリスン
川島さよ子 エミリ・ディキンソンとジョゼフ・コーネル——独身者の妄想
2014年度
今泉摩美 WAS HUCK RED?——「根源的な無垢」をめぐる冒険
船着加奈恵 ハックルベリー・フィンの教育
村上淳子 ダストボウル移民の貧困とジョード家の崩壊——ジョン・スタインベック『怒りの葡萄』の一考察
2015年度
大住真紀 マーク・トウェインの『ハワイ通信』——楽園文学のレトリック
樋口佳里 AMERICAN EVE——アメリカ文学におけるファム・ファタルの表象
松本啓 愛の誤算——ミステリーとしてのThe Great Gatsby
石川志野 Jhumpa Lahiriにおける学歴移民の詩学——The Lowlandを中心に
2019年度
村木幸枝 ドロシーはなぜ少女か?オズの国からみたアメリカの理想と現実
渡部美優貴 ホップフロッグの子供たち——アメリカ文学とフリークス表象史
2020年度
大町亜也 越境する幽霊たち——A・ビアスとH・ジェイムズの南北戦争
佐藤美由紀 Messages from The Grapes of Wrath ——Five Layers of Steinbeck’s Fiction
只津亜由子 アメリカ戦争小説の伝統——The Great GatsbyとThe Catcher in the Rye
沼田訓志 William Faulknerに見る自然と文明の散文学——Absalom, Absalom!を中心に
以上 42名( 1982年以降 1990年代にかけて不明分もあるため調査中)