2020/10/03

『キネマ旬報』10月上旬号に巽先生のご論考「魔法の銃弾が、アメリカを撃つ——SF/現代アメリカから読む『TENET テネット』」が寄稿されています!

『キネマ旬報』10月上旬号では、映画『TENET テネット』公開に際し、特集「ノーランの<流儀>——『TENET テネット』を読む」が組まれ、四つの論考と二つのインタビュー(クリストファー・ノーラン/ジョン=デイヴィッド・ワシントン)を収録。本特集にて、巽先生による「魔法の銃弾が、アメリカを撃つ——SF/現代アメリカから読む『TENET テネット』」がお読み頂けます!

また、ゼミ年刊誌『パニカメ』第 18号で巽先生・小谷先生と鼎談された南波克行氏の「カウントダウンの無限回避——『TENET テネット』、または映画へのあくなき挑戦」も収録!南波氏はこれまで他にも、『スティーブン・スピルバーグ論』(フィルムアート社、2013年;巽先生寄稿)を編集され、今年刊行された巽先生・宇沢先生編著『よくわかるアメリカ文化史』(ミネルヴァ書房、2020年)には「コラム:リンカン映画史」を寄稿されています。

公開中の『TENET テネット』と併せて、ぜひ『キネ旬』を!

『キネマ旬報』
2020年 10月上旬号(No. 1850)
特別定価 1000円(909円+税)

【目次】(※一部抜粋。詳細は KINEJUN ONLINE SHOPをご覧ください)

巻頭特集
□「浅田家!」
□「TENET テネット」
  • 芝山幹郎「エニグマと見世物——『TENET テネット』というタイトルに籠められたもの」
  • 巽孝之「魔法の銃弾が、アメリカを撃つ——SF/現代アメリカから読む『TENET テネット』」
  • 渡邉大輔「映画を超える/遡る——稀有な映像体験としての『TENET テネット』」
  • 南波克行「カウントダウンの無限回避——『TENET テネット』、または映画へのあくなき挑戦」
  • インタビュー:クリストファー・ノーラン、ジョン=デイヴィッド・ワシントン(編集部)
□「マティアス&マキシム」
□「イサドラの子どもたち」
□「エマ、愛の罠」
■ 追悼:森﨑東「怒りと笑い」
■ 追悼:アラン・パーカー
■ 映画と生きる 第 8弾:インタビュー:加藤慎一郎(映画「緊急事態宣言」プロデューサー) (渡邊玲子)
□「マーティン・エデン」あるいは時間の魔術(野谷文昭)
□「ヴィタリナ」
□「新しい街 ヴィル・ヌーヴ」


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