2018/05/08

05/25: 土田知則先生『ポール・ド・マンの戦争』刊行記念!巽先生×土田先生トークショウ「ポスト・トゥルースの現在を生き抜く批評理論」開催!@東京堂書店東京堂ホール 19:00-

5月 25日(金)に、東京堂書店東京堂ホールにて、土田知則先生の新著『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社 ※予約受付中刊行を記念して、巽先生と土田先生によるトークショウ「ポスト・トゥルースの現在を生き抜く批評理論」が下記のとおり開催されます!ご関心のある方は、なにとぞお見逃しなく!


『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社)刊行記念会
土田知則さん × 巽孝之さんトーク&サイン会
ポスト・トゥルースの現在を生き抜く批評理論
日時: 2018年 525日(金)19:00~(開場 18:30)
会場:東京堂書店 神田神保町店 6階 東京堂ホール (※アクセス
参加費: 500円
要予約(→お申し込みフォームはこちら
お問い合わせ:website / tel: 03-3291-5181
東京堂書店東京堂ホールによる本イベント詳細
彩流社による本イベント詳細


【注意事項】(※東京堂書店 HPより)
  • 当日 17:00より 1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは 6階入口にて回収いたしますので、そのままお持ちください。
  •  6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に 6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。
  • 会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。
  • やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。


【イベント概要】(※東京堂書店 HPより)
  • 「脱構築の領袖」としてアメリカ批評界を席巻したポール・ド・マンが 1983年に死去した後に襲ったスキャンダル。ド・マンはアメリカに渡る前に、ナチス政権下のベルギーの新聞に親ナチ的な記事を書いていたことが暴かれ、厳しく批難・糾弾されました。これが、いわゆる「ポール・ド・マン事件」です。しかし、精査にその記事を読み解けば、一つの問題が浮上します。ド・マンは、ナチ政権下で生き残るためにいかなるレトリックを使っていたのか?その謎に挑んだのが、土田知則さんの新刊『ポール・ド・マンの戦争』です。ド・マンの使ったレトリックには、政治家の発言やネットからのフェイク混じりのニュースなど、ポスト・トゥルースの時代といわれる現在を生きる我々が真実を知るためのヒントが隠されているかも知れません。

  • 2016年に『盗まれた廃墟——ポール・ド・マンのアメリカ』を上梓し、ド・マンのテクストが読まれ続けている理由、そして、ベルギーから新天地アメリカに渡ってからの全貌を明らかにした巽孝之さんをお招きし、ド・マンが戦時下でどのようなレトリックを使ったのか、そして、使わねばならなかったのかを徹底討議していただこうと思います。

  • ド・マンの構築した批評そのものはむろんのこと、ポスト・トゥルースの時代における 21世紀的な脱構築批評の意義をめぐって、ぞんぶんに語っていただけることでしょう。我が国におけるド・マン研究をリードするお二人の対話に、どうぞご期待ください。


【講師紹介】(※東京堂書店 HPより)


【関連リンク】


【関連書籍】
土田知則『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社、2018年)※予約受付中


巽孝之『盗まれた廃墟: ポール・ド・マンのアメリカ』(彩流社、2016年)