◆◆◆当日は多くの貴重な資料映像を交えながら、英文学科同窓会会長でもある慶應義塾大学教授の巽孝之氏、文芸評論家の小谷真理氏、上智大学名誉教授ピーター・ミルワード氏、卒業生の三好洋子氏によるシンポジウムを始め、巽孝之氏による生誕百周年を記念して彩流社より発行されたご著書の紹介などを予定しています。どうぞ多くの皆様のご参加をお待ち致しております。(※上智大学ソフィア会 HPより)◆◆◆
◇◇◇
巽豊彦先生生誕百周年記念シンポジウム日時:11月 6日(日)午後 1時半〜 / 懇親会 午後 3時〜
場所:上智大学四谷キャンパス 2号館 5階 508教室 / 懇親会 5階学生食堂
※アクセス / キャンパス
会費: 2000円(当日受付でお支払いください)
お問い合わせ:英文学科同窓会
eibun-alumni●shophiakai.gr.jp(●→@)
英文学科同窓会副会長 平野由紀子(1982文英)
※参加のお申込みは、上智大学ソフィア会 HPをご覧ください。
◆◆◆
巽豊彦著、巽孝之編『人生の住処』四六、264p
彩流社、2016年 11月
予価本体 2500円+税
※彩流社による本書紹介
◇◇◇英文学正統のアカデミズムとともにカトリック教会のジャーナリズムでも活躍した著者の多角的な側面が凝縮された本書には、真の教養人のありうる姿が描破されている。◇◇◇(※彩流社フライヤーより)
【目次】
編者序文 巽孝之
序章 英国と英語と英文学/偶然の世界
第一部 英文学の紳士像
オースティンにおける紳士像/トロロプにおける紳士像/ウォーとカトリシズム/ディケンズにおける紳士像/理想としての自由教育−ニューマンの大学論のなかから
第二部 上智大学とカトリシズム
ニューマン・岩下・吉満−復興への軌跡/舟川一彦著『十九世紀オックスフォード−人文学の宿命』/戦後の高揚期を偲びつつ−追憶の『ソフィア』/安堵の沙汰やみ−刈田元司先生回想/極右と極左−秋山健先生追悼
第三部 終の避暑地で
松目への道/ブブノワさんと富士見/ある修道士の生涯−アロイジオ神父のこと/大学誘致の夢
第四部 ある伝記の試み−父・巽孝之丞
巽孝之丞小伝(草稿)
巽豊彦年譜
初出一覧
解説 小谷真理
【関連リンク】
- 上智大学ソフィア会
- 三田評論7月号にて、巽先生・新倉先生・林先生の三人鼎談「留学生のみた倫敦―漱石・信三・順三郎」掲載です(CPA: 2012/07/11)
- 5月に開催された巽先生による「小泉信三記念講座」の内容が、ついに三田文学に掲載!(CPA: 2008/07/13)
- 05/12: 小泉信三記念講座「シャーロック・ホームズの街で―小泉信三、南方熊楠、巽孝之丞」にて巽先生の講演開催!(CPA: 2008/04/23)
- Panic Americana #10: “Belle Epoque Machine” (巽孝之) 特別エッセイ。祖父・巽孝之丞ゆかりの地ストレイタムへの時間旅行。