2016/07/05

『週刊読書人』(2016年1月22日号)に、巽先生による書評「暴走する二部作—新たなる創世記と新たなる古事記による企み」(円城塔著『エピローグ』『プロローグ』)が掲載されました

『週刊読書人』(2016年1月22日号)に、円城塔氏著『エピローグ』『プロローグ』の巽先生による書評「暴走する二部作——新たなる創世記と新たなる古事記による企み」が掲載されました!

その題名にもかかわらず、『エピローグ』(早川書房)、『プロローグ』(文藝春秋)の順に刊行された円城塔氏によるこの二冊。巽先生による書評「暴走する二部作——新たなる創世記と新たなる古事記による企み」では、本書二冊を文学史において長らく書き綴られてきた二部作(diptych)の伝統に位置付けながら、本書が「二部作」の因果律を再考しつつかつ暴走させている点を浮き彫りにします。ご関心のある方は、『エピローグ』『プロローグ』と併せて、ぜひご一読ください!


 『週刊読書人』
2016年1月22日号 3124号
280円(税込)
『週刊読書人』による詳細


【関連リンク】


【関連書籍】
円城塔『エピローグ』(早川書房、2015年)


円城塔『プロローグ』(文藝春秋、2015年)