2015/06/30

06/30:サミュエル・オッター先生(カリフォルニア大学バークレー校)による特別講演会 “Form and Formlessness in Moby-Dick” 開催!司会:巽先生@三田キャンパス 西校舎515教室 14:45-16:15

明日6月30日(火)に、慶應義塾大学三田キャンパスにて、サミュエル・オッター先生(カリフォルニア大学バークレー校)による特別講演会 “Form and Formlessness in Moby-Dick” が、下記のとおり開催!司会は巽先生です。参加費無料、申込み不要となっております。先生のご講演を拝聴するまたとない機会。ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!

特別講演
“Form and Formlessness in Moby-Dick
講師:Samuel Otter(カリフォルニア大学バークレー校教授)
司会:巽孝之(慶應義塾大学文学部教授)
日時:2015年6月30日(火)14:45-16:15
会場:慶應義塾大学 三田キャンパス 西校舎515教室
(*アクセス キャンパス
参加費無料
申込不要(直接会場へお越し下さい)
主催:科学研究費・基盤研究(B)
マニフェスト・デスティニーの情動的効果と21世紀惑星的想像力
後援:慶應義塾大学G-SECアメリカ研究プロジェクト慶應義塾大学藝文学会

◆◆◆講師紹介:サミュエル・オッター教授はコーネル大学より博士号を取得後、1990年よりカリフォルニア大学バークレー校で教鞭を執る。ハーマン・メルヴィルを主とする19 世紀アメリカ文学を中心に、文学と歴史がいかに連動しているかを一貫して研究。代表的著作に、メルヴィルの第一長編『タイピー』から『白鯨』、そして『ピエール』までを扱い、彼が描く登場人物の身体がいかに人種などの歴史的言説と共振していかを明らかにしたMelville's Anatomies(Berkeley: U of California P, 1999) がある。近年では研究対象をさらに広げ、フィラデルフィア近郊で書かれた文献群を対象にアメリカにおける人種と暴力、そして自由の関係性を精査した Philadelphia Stories (New York: Oxford UP, 2010)を発表。また 2005年の国際メルヴィル会議のテーマを発展させ、Robert S. Levineとともに、メルヴィルと元黒人奴隷であり奴隷解放運動に身を投じたフレデリック・ダグラスとの関係を綿密な傍証を重ねながら論じる大著 Frederick Douglass and Herman Melville: Essays in Relation (Chapel Hill: U of North Carolina P, 2008)を共同編纂し高い評価を受けている。(チラシより)◆◆◆


【関連書籍】
Melville's Anatomies (Berkeley: U of California P, 1999)


Philadelphia Stories: America's Literature of Race and Freedom (New York: Oxford UP, 2010)


Frederick Douglass and Herman Melville: Essays in Relation (Chapel Hill: U of North Carolina P, 2008)