2014/06/23

06/28:日本アメリカ文学会東京支部6月例会

6月28日(土)に、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部 6月例会が行われます。

今回の東京支部6月例会では、シンポジウム 「宗教とアメリカ文学」が行われます。本シンポジウムでは、本来言葉では表しきれない宗教的体験、信仰心を通じて文学を捉えなおすべく、個々の作家や登場人物らの宗教的側面に着目し、その意義を探ります。パネリストの先生方がそれぞれブラドストリート、ソロー、トウェイン、フォークナーを主題とし、お話しくださいます。

ぜひご来聴ください!

*なお、新体制をむかえられた日本アメリカ文学会の本部構成(事務局、編集室に異動)および役員構成(巽先生会長)が、ホームページにてアップされています。こちらもご確認ください。

日本アメリカ文学会東京支部 6月例会
日時:6月28日(土)午後1時半より
場所慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A・B会議室
(*地図はこちら

シンポジウム 
「 宗教とアメリカ文学」
司会・講師:佐藤光重(成城大学)
講師:渡辺信二(フェリス女学院大学)
講師:上西哲雄(東京工業大学)
講師:小林久美子(法政大学)

分科会
近代散文
「遺された家と消える家 ―“The Fall of the House of Usher”再訪」
髙瀬祐子(静岡大学)
現代散文 
「エディパの成長― 『競売ナンバー49の叫び』論」
松田卓也(鶴見大学・院)
詩 
「“the anthropological turn” ―The Waste Land における黒人大衆文化」
岩川倫子(東京外国語大学・非)
演劇・表象 
「女性達の居場所― オニールの『楡の木陰の欲望』と『喪服の似合うエレクトラ』を中心に」
井上紗央里(法政大学・非)

【関連書籍】

 渡辺信二著
『アン・ブラッドストリートとエドワード・テイラー―アメリカ植民地時代の宗教と創作の関係』 
(松柏社、1999年)



テリー・イーグルトン著 大橋洋一、小林久美子訳 『宗教とは何か』(青土社、2010年)





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