12月7日(土)に慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部12月例会が行われます。
今回の東京支部12月例会のシンポジウムでは、リンカーンによる奴隷解放宣言から150周年の節目を記念し、1世紀半の間に奴隷解放宣言とその思想がアメリカ文学においてどのように扱われてきたか、そして特に現代アメリカ文学においていかなる達成がなされているかについて議論されます。
また講師の一人として、大学院巽ゼミOBであり、本塾法学部専任講師である有光道生先生が、「Beside Blackness―「黒と白の弁証法」から解放されたアフリカ系アメリカ文学の行方 」と題し、お話しくださります。
ぜひご来聴ください!
日本アメリカ文学会東京支部12月例会
日時:12月7日(土)午後2時より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟1階A・B会議室
(*地図はこちら)
シンポジウム
「奴隷解放宣言150年―現代アメリカ作家が描く奴隷解放 」
司会・講師:後藤和彦(立教大学)
「奴隷解放とアメリカ文学」
講師:荒このみ(東京外国語大学名誉教授)
「 『ビラヴド』と奴隷制廃止論者たち」
講師:山辺省太(関東学院大学)
「偽善と暴力の相補 ―
リンカンの「奴隷解放宣言」とフラナリー・オコナーの「高く昇って一点へ」」
講師:有光道生(慶應義塾大学)
「Beside Blackness―
「黒と白の弁証法」から解放されたアフリカ系アメリカ文学の行方」
【関連書籍】
後藤和彦著『敗北と文学―アメリカ南部と近代日本』(松柏社、2005年)
荒このみ編訳『アメリカの黒人演説集―キング・マルコムX・モリスン他』 (岩波文庫、2008年)
【関連リンク】
日本アメリカ文学会東京支部ホームページ