2013/09/21

09/28:日本アメリカ文学会東京支部9月例会

9月28日(土)に、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部 9月例会が行われます。

 今回の東京支部9月例会では、諏訪部浩一先生(東京大学)による研究発表「黒い誘惑― フォークナー、ハメット、ノワール 」が行われます。2009年4月から『Web英語青年』で「『マルタの鷹』講義」の連載をされた諏訪部先生が、純文学のフォークナー研究者でありながら、なぜ大衆文学であるハメットを語るのかという疑問に応えるべく、両者を包摂するパースペクティヴを構築する試みについてお話しくださります。その際、「ノワール」というジャンルとしてはいまだ確立されていない分野を一つの参照枠とし、小説における暴力の問題や、小説と「悲劇」の関係性などの再考を通じた二十世紀前半のアメリカ文学の再解釈の可能性が提起されます。

 なお近代散文の分科会では、学部ゼミOBであり、現在本塾博士課程1年に在籍されている田ノ口正悟さんの研究発表「メルヴィルのアジアン・ゴシック ―“The Piazza”に見る日本 」が行われます。学部生の皆様にとっては、大学院の先輩の研究活動に触れる良い機会となります。
 また、演劇・表象の分科会では、学部ゼミOBであり、現在日本女子大学准教授である馬場聡先生が、「アンダーグラウンド・コミックスの政治学 ―Air Pirates Funniesのディズニー批判  と題し発表されます。

ぜひご来聴ください!

日本アメリカ文学会東京支部 6月例会
日時:9月28日(土)午後1時半より
場所慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A・B会議室
(*地図はこちら

研究発表 
「黒い誘惑― フォークナー、ハメット、ノワール 」
司会: 大野真(東京薬科大学)
講師:諏訪部浩一(東京大学)

分科会
近代散文 
 メルヴィルのアジアン・ゴシック ―“The Piazza”に見る日本 」
田ノ口正悟(慶應義塾大学・院)

現代散文 
「信奉と狡猾な声―
Ernest HemingwayのFor Whom the Bell Tolls (1940) におけるスペイン市民戦争の新しさ」

千葉洋平(筑波大学・院)
詩 
 「羽音のおとない―ディキンスンの “bee poems”」
吉田要(首都大学東京)
演劇・表象 
「アンダーグラウンド・コミックスの政治学 ―Air Pirates Funniesのディズニー批判 
馬場聡(日本女子大学)


【関連書籍】
諏訪部浩一著 『「マルタの鷹」 講義』 (研究社、2012年)


諏訪部浩一著 『ウィリアム・フォークナーの詩学―1930‐1936』 (松柏社、2008年)




【関連リンク】
日本アメリカ文学会東京支部

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