◆◆◆独立革命250周年を記念する 2025年に、アメリカ文学史と大統領が建国初期から密接に関わってきたこと、この視点は歴史小説のみならず歴史改変小説が隆盛を極める現在において、ますます重要になってきたことを考え直したい。講師はこれまで、単著では 1993年の『メタフィクションの謀略』から 1995年の『ニュー・アメリカニズム』、そして共同研究では 2023年の『アメリカ文学と大統領』に至るまで、この問題を一貫して思索してきたが、 2017年以降のトランプの登場以降、歴史改変言説が小説的虚構ばかりか日常的現実を侵蝕するようになったことは、文学史にとっても文化史にとっても大きな転機と思う。危機の時代のアメリカ文学研究および批評理論には、一体何ができるかを考える。(早稲田大学国際文学館 HPより)◆◆◆
ご関心のある方は、ぜひご来聴ください!
講演会「アメリカ文学史と大統領」
日時:2025年 7月 4日(金)18:30-20:00(18:00開場)
会場:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)地下一階
(早稲田大学早稲田キャンパス構内 ※アクセス)
主催:早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
入場:無料(※事前申込制。申込多数の場合抽選:参加募集締切 6/19(木)23:59まで)
※申込に関しては、早稲田大学国際文学館 HPをご参照ください。
【関連リンク】
早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
【関連書籍】
巽孝之『メタフィクションの謀略』(筑摩書房、1993年)
巽孝之『ニュー・アメリカニズム——米文学思想史の物語学』(青土社、1995年;増補決定版、2019年)
巽孝之監修、大串尚代・佐藤光重・常山菜穂子編集『アメリカ文学と大統領——文学史と文化史』(南雲堂、2023年)