2012/10/08

巽先生がパンフレットに寄稿された映画「推理作家ポー最期の5日間」が10月12日(金)より公開です!

映画『推理作家ポー最期の5日間』が 10月 12日(金) より公開!劇場で販売されるパンフレットには、巽先生の「ポーとは何者か?——人生の謎、文学の謎」が寄稿されています!


『推理作家ポー 最期の5日間』
監督:ジェームズ・マクティーグ
キャスト:ジョン・キューザック(エドガー・アラン・ポー)
     ルーク・エヴァンス(エメット・フィールズ刑事)
     アリス・イヴ(エミリー・ハミルトン)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間:110分
公開:10月12日(金)


アメリカン・ルネサンスを代表する作家エドガー・アラン・ポー。1928年フランスのジャン・エプスタン監督『アッシャー家の末裔』以降、1960年代にはロジャー・コーマンによる『アッシャー家の惨劇』(60)、『恐怖の振子』(61)、『黒猫の怨霊』(62)、『姦婦の生き埋葬』(63)など、多数の作品が映画化されてきました。昨今ではフランシス・コッポラ監督『ヴァージニア』が公開されています。

『推理作家ポー最期の5日間』は、「レイノルズ…」という言葉を残した彼の最期の謎に迫ります。また、随所にちりばめられた多数のポー作品のモチーフを発見し、解読するのも、この作品の大きな楽しみの一つ。ぜひご覧ください!

*なお、Panic Americana Vol. 12 にて取材させてもらった ALI PROJECT ヴォーカル宝野アリカさんによる『推理作家ポー』のレビューもこちらからお読み頂けます!(ALI PROJECT 公式HP


【関連リンク】



エドガー・アラン・ポー、巽孝之訳『黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編』(新潮社、2009年)


エドガー・アラン・ポー、巽孝之訳『モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集 II ミステリ編』(新潮社、2009年)