9月29日(土)に慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部9月例会が行われます。
今回の東京支部9月例会では、余田真也先生(和光大学)による研究発表「<インディアン>文学にみる媒介と越境の諸相—現代作家 Thomas King の文学実践を帰結として」が行われ、アメリカ/カナダ/チェロキー/ブラックフットを横断しつつ先住民文化と非先住民文化を切結ぶトマス・キングの文学実践を帰結とした、インディアン文学の諸相についてお話してくださいます。
また、分科会(演劇・表象)では、大学院巽ゼミに学振研究員として所属されている川本徹さんの発表「モニュメント・バレーと列車と核兵器—アメリカ映画の西部表象を再考する」が行われます。
日本アメリカ文学会東京支部9月例会
日時:9月29日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟1階A・B会議室
研究発表「<インディアン>文学にみる媒介と越境の諸相—現代作家 Thomas King の文学実践を帰結として
講師:余田真也(和光大学)
司会:越川芳明(明治大学)
分科会
近代散文「A Wonder Book for Girls and Boys の三作品における英雄表象とマスキュリニティの言説」
小久保潤子(大妻女子大学)
現代散文「カーソン・マッカラーズ『悲しき酒場の唄』における「母」の不在」
遠藤郁子(東京大学・院)
詩「The Man with the Blue Guitar—激動の1930年代と苦悩する企業人/詩人」
百瀬來順(青山学院・院)
演劇・表象「モニュメント・バレーと列車と核兵器—アメリカ映画の西部表象を再考する」
川本徹(日本学術振興会特別研究員PD
【関連書籍】
余田真也『アメリカ・インディアン・文学地図: 赤と白と黒の遠近法』
(彩流社、2012年)
【関連リンク】
日本アメリカ文学会東京支部ホームページ