2012/01/12

01/17: 総合講座「前衛と伝統」にて作家・高野史緒氏ご講義(巽先生司会)

今年度最後の授業となる1月17日(火)の総合講座「前衛と伝統」では、作家・高野史緒氏による講義「小説と無意識 書く者の場所から見えるもの、見えないもの」が行われ、巽先生が司会を担当されます。執筆者の立場から学ばざるを得なかったこと、昔は分からなかったけれど時の経過とともに分かってきたこと、それでも見えない「何か」についてお話しくださいます。
また、高野氏が編集を務められた『時間はだれも待ってくれない―21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』が、昨年9月末に東京創元社より刊行されました。本書は、30年ぶりに日本に紹介される東欧SFの傑作集であり、10か国12作品が各国語の専門家によって精選、訳出されたというもの。増刷も決定し、現在好評発売中ですので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
高野史緒氏のご講義を聴くことのできる、またとない機会です!どうぞお楽しみに。

総合講座「前衛と伝統」(火曜2限)
1月17日(10:45-12:15)
高野史緒氏「小説と無意識 書く者の場所から見えるもの、見えないもの」
司会:巽孝之

於・慶應義塾大学三田キャンパス西校舎528番教室
※高野氏の公式サイト「架空の王国」は、こちらからご覧いただけます。

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『時間はだれも待ってくれない―21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』
四六判上製・300頁
初版:2011年9月30日
発行:東京創元社