2011/06/09

『マーク・トウェイン研究と批評』第10号(日本マーク・トウェイン協会編集)が南雲堂より刊行されました

巽先生が編集委員を務める日本マーク・トウェイン協会が編纂した『マーク・トウェイン研究と批評』第10号が、南雲堂より刊行されました。



『マーク・トウェイン研究と批評』第10号 Journal of Mark Twain Studies
編集:日本マーク・トウェイン協会
定価:(本体1800円+税)



本号は、マーク・トウェイン・ペイパーズ・アンド・プロジェクト(MTPP)のロバート・ハースト教授を迎えて昨年開催されたトウェイン没後100周年記念大会での国際フォーラムの模様と、同じく昨年行われた日本アメリカ文学会シンポジウム「Is Mark Twain Dead?―マーク・トウェインの文学的遺産」の模様を特集。
前者の国際フォーラムには、本塾文学部の宇沢美子先生が司会を担当、大学院巽ゼミOBの中垣恒太郎先生(大東文化大学)がパネリストとして出演、また後者のシンポジウムには、巽ゼミOGでカート・ヴォネガットをご専門とする永野文香氏がパネリストとして出演されました。書評では、巽先生がシェリー・フィッシャー・フィシュキン教授編纂のMark Twain’s Book of Animals(U of California P, 2009)を、そして大学院巽ゼミOBの秋元孝文先生(甲南大学)が飯塚英一氏の『若き日のアメリカの肖像―トウェイン、カーネギー、エジソンの生きた時代』(彩流社、2010年)を、それぞれ取り上げています。