2010/09/11

09/25: 日本アメリカ文学会東京支部9月例会

9月25日(土)、慶應義塾大学三田キャンパスにて、日本アメリカ文学会東京支部9月例会が行われます。

東京支部9月例会
日時:9月25日(土)午後1時半より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 研究室棟A・B会議室

研究発表 「詩人の使命は叙情か叙事か―パウンドのプロペルティウス像」
講師:渡辺信二(立教大学)
司会:遠藤朋之(和光大学)

分科会
近代散文Cape Codの「アメリカ市民」―アイルランド移民、ノウ・ナッシング党、ワシントン記念塔」
山口敬雄(東京福祉大学)
現代散文「Toni MorrisonのTar Baby(1981)におけるJadineの自我」
空閑あゆみ(上智大学・院)
「Whitmanの“Secular Incarnation”」
富山英俊(明治学院大学)
演劇・表象「『ベッシー・スミスの死』におけるレイシズムの構造」
竹内孝宏(青山学院大学)

今回の研究発表は、アメリカ詩を専門とする渡辺信二氏が、「詩人の使命は叙情か叙事か―パウンドのプロペルティウス像」というテーマでお話しくださいます。
詩人に使命はあるのか。もしあるとするならば、それはどのような使命であるのか。
パウンドの『セクストゥス・プロペルティウスへの讃歌』を取り上げ、20世紀において詩とは何かを念頭に置きながら、叙情、叙事のあり方、それぞれが成立する精神構造を時代精神と関連させ、考察していきます。