2008/05/18

巽先生、総合講座「愛とセクシュアリティ」で黒岩比佐子氏らの講義の司会担当のお知らせ

巽先生が共同コーディネータを務める慶應義塾大学文学部設置総合教育科目総合講座「愛とセクシュアリティ」で、ノンフィクション作家の黒岩比佐子氏、芥川賞作家の笙野頼子氏、日本学者で大正文学研究家でもあるウィリアム・ガードナー氏の回を、巽先生が司会をされます!

5/27(火)の講義の担当は、黒岩比佐子氏。黒岩氏は、慶應義塾大学文学部国文学専攻出身で、2004年には『「食道楽」の人 村井弦斎』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞されました。今回は、「村井弦斎の『女道楽』―<蓄妾>をめぐって」というテーマでお話されます。ノンフィクション作家の傍ら、数多くの講演もこなす黒岩氏のブログは、こちらからご覧になれます!




6/3(火)の講義の担当は、笙野頼子氏。笙野氏は、1991年に『なにもしてない』(講談社)で野間文芸新人賞受賞。1994年には『二百回忌』(新潮社)で第7回三島由紀夫賞、そして『タイムスリップ・コンビナート』(文藝春秋)で第110回芥川賞を立て続けに受賞した注目の作家です。また、笙野氏といえば、昨年巽ゼミで講演してくださった『アヴァン・ポップ増補新版』(北星堂書店)でもおなじみ、ラリイ・マキャフリイ氏と親交が深い、アヴァン・ポップ作家でもあります!今回の講義のテーマは、「感情の本質、唯一絶対の他者」。参考文献には、最新著書『萌神分魂譜』(集英社)と『水晶内制度』(新潮社)があがっていますので、こちらもあわせてチェックしてみてください。






6/24(火)の講義の担当は、ウィリアム・ガードナー氏。ガードナー氏は、慶應義塾大学文学部訪問教授で、大正文学の分野だけでなく、日本の映画やメディアなど幅広い研究をされています。今回は、「「ヴァーチャル・ミラー」を通り抜けて―今敏のアニメにおける主体性とセクシュアリティ」と題した講義を行われます。ガードナー氏のウェブサイトは、こちらからご覧になれます!



このような豪華なゲストの講義を聴講できる、絶好の機会!!慶應義塾大学三田キャンパス西校舎533番教室にて、毎週火曜2限 (10:45-12:15)に行われています。ぜひ、足を運んでみてください!