2023/09/22

日本ポー学会学会誌『ポー研究』の最新第 15号が刊行されました!

日本ポー学会学会誌『ポー研究』の最新第 15号が刊行されました。本号には、昨年のポー学会第 13回年次大会で行われたシンポジウム「ポーと戦争」が収録され(※ CPA詳細)、ご登壇された山根亮一先生の「眠らせる警鐘——「鐘」とイサム・ノグチの恒久平和」と田ノ口正悟先生の「死をかたる——ポーの『物語集』とヤング・アメリカ運動に関する一考察」が掲載されています。また、第 5回国際ポー会議報告として、巽先生による「ボストン日記 2022——第 5回国際ポー会議参加記録」がお読み頂けます(※CPA詳細)。さらに、外山健二先生による『慶應義塾とアメリカ』に対する書評も収録されています(外山先生による書評の抜粋は、Book Reviewsにまとめました。こちらからお読み頂けます!)。ご関心のある方は、ぜひご一読ください!



『ポー研究』
第 15号(2023)
日本ポー学会

【目次】
巻頭言
戦争、大地震、『ポー研究』 伊藤詔子

論文
Annabel Leeの 2部構成とその意義 園部燿

シンポジアム ポーと戦争
  • はじめに 山根亮ー
  • 死をかたる——ポーの『物語集』とヤング・アメリカ運動に関する一考察 田ノ口正悟
  • エドマンド・ウィルソンにおける「アメリカの戦争」とポー——大西洋間の往来をめぐって 千代田夏夫
  • 眠らせる警鐘——「鐘」とイサム・ノグチの恒久平和 山根亮一

特別講演
ホーソーンとポー——モラル・ヒストリアンとエンタテイナー 丹羽隆昭

第5 回国際ポー会議報告
巽孝之, 小澤奈美恵,  河野智子, 福島祥一郎

書評
巽孝之著『慶應義塾とアメリカ——巽孝之最終講義』 外山健二
NOGUCHI Keiko, Harriet Beecher Stowe and Antislavery Literature: Another American Renaissance Taras Alexander Sak

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